株式会社コーナーが新CFOを迎え、経営体制を一新し更なる成長を目指す

株式会社コーナーが新CFOを迎え、経営体制を一新

人事プロフェッショナルブティック「CORNER」を運営する株式会社コーナーが、2025年7月1日より中尾幸志をCFO（最高財務責任者）に任命したと発表しました。この人事は、同社の経営体制を強化し、さらなる事業成長を狙うためのものであり、直近の達成目標を考慮した重要な方針転換といえるでしょう。

コーナーは2016年に創業以来、企業の多様な組織や経営課題に対し、プロフェッショナル人事の知見と実行力をもって支援してきました。同社が手掛ける「CORNER」は、2025年6月に設立6周年を迎えるにあたり、登録する人事の専門家は約1万人、サービスを受ける企業は2,000社を超えています（2025年1月時点）。この成長は、同社の提供するサービスがいかに重要であるかを物語っています。

現在、コーナーは既存事業の拡大だけでなく、多様な挑戦を同時に進行する局面に差しかかっています。今後は、人材投資の強化や、事業推進の投資を積極的に行い、持続可能な成長を追求するための重要なテーマとして、組織体制やガバナンスに重点を置いていくとのことです。

中尾幸志の経歴と役割

新しくCFOに就任する中尾幸志氏は、日系及び外資系の金融機関で実務とマネジメントを経験してきた経歴の持ち主です。彼は複数のスタートアップ企業において経営管理責任者やCFOとして活動し、上場準備やIR（投資家向け広報）対応といった幅広い分野に携わってきました。中尾氏の参画により、成長に必要な資金調達と長期的な組織運営のバランスを取るための経営管理体制を構築し、さらなる事業拡大に繋げていく方向で進めるとのことです。

新CFOの中尾幸志氏は、「コーナーの『人事を変え、組織を変え、世界を変える』というビジョンに深く共感し、参加を決意しました」と語ります。彼は、プロフェッショナルブティック事業のインパクトを向上させることで、社会のさまざまな課題解決に寄与していく意欲を見せています。また、「人と人の良好なシナジーが生まれる瞬間を、社員やステークホルダーの皆さんとともに創り上げていくことが楽しみです」と述べています。

経営を支える基盤の強化

中尾氏は、これまでの金融およびスタートアップ経験を生かし、成長途上の組織における挑戦と守りのバランスを保ちながら、コーナーの組織文化や強みを最大限に引き出し、次のステージへの基盤を作っていくことに貢献したいと考えています。

株式会社コーナーは「人事を変え、組織を変え、世界を変える」を企業理念に掲げ、2016年に設立されました。人事やESG（環境・社会・ガバナンス）領域に特化した課題解決支援サービスを提供し、企業の採用や制度設計、組織・人材開発、人的資本の情報開示など、さまざまな組織課題の解決を目指しています。このような同社の活動は、今後の業界の動向にも大きな影響を与えることでしょう。