学生が提唱 SDGs映画
2025-06-16 12:29:34

学生が映像翻訳を通じて提唱するSDGs映画上映イベント開催へ

学生の手によるSDGs映画の上映イベント「WATCH 2025」



日本映像翻訳アカデミー株式会社(JVTA)は、映像翻訳を学ぶ学生たちが主体となるオンラインイベント「WATCH 2025: For a Sustainable Future」を開催します。このプロジェクトは、東京外国語大学との共催で行われ、映画を通じて社会問題に対する関心を高めることを目的としています。特にテーマとしているのはSDGs(持続可能な開発目標)です。

大学生のチャレンジ



イベントでは、大学生が国内外のSDGsをテーマにしたドキュメンタリー作品に日本語や英語の字幕を制作し、それを用いてオンラインでの無料上映を行います。具体的には、『イスラームの変革者〜女性イマームの誕生〜』や『自然と未来〜オーストリアとブータンからの学び〜』など、社会課題を考えるきっかけとなる作品が対象です。これらの作品は、翻訳を通じて学生たちが深く考慮し、理解を深めたものです。

経験の積み重ね



学生たちはプロの映像翻訳者からの指導を受けつつ、実際に字幕翻訳に取り組むことで、社会問題についての理解を高めることが期待されています。また、彼らは自身が制作した字幕を使用して、一連の上映会やトークセッションを通じて、作品のテーマに関するディスカッションを行います。これにより、視聴者にも新たな視点を提供する機会が生まれます。

作品の詳細



上映される作品には、2019年に制作された『イスラームの変革者〜女性イマームの誕生〜』が含まれています。この作品は、女性主導のモスク設立を目指すイマームの挑戦を描いたもので、SDGs目標5「ジェンダー平等の実現」をテーマにしています。また、2020年の『自然と未来〜オーストリアとブータンからの学び〜』は、気候変動の問題を扱ったドキュメンタリーで、SDGs目標11と13に関連しています。このように、各作品は重要な問題提起を行っており、視聴者に対しても強いメッセージを伝える内容となっています。

オンラインとオフラインの統合



「WATCH 2025」の上映会は、2025年7月3日から13日までの期間に、オンラインで視聴可能です。また、7月6日には東京外国語大学で、特別な上映イベントも開催されます。このイベントでは、上映後にゲストとのトークセッションも予定されており、参加者と作品についての深い議論を展開する予定です。

参加方法



本イベントへの参加はすべて無料ですが、事前申し込みが必要です。もっと詳細な情報や申し込みについては、公式ウェブサイトを訪れる事が推奨されます。学生たちが取り組むSDGs映画の翻訳プロジェクトは、単なる言語の壁を超え、社会全体に新たな理解の架け橋を築くことを目指しています。

AVEの重要性



このようなプロジェクトは、プロの映像翻訳者を育成するJVTAの理念に基づいているため、教育的な側面を持ちながら、実践経験を積む機会を学生に提供しています。映像翻訳者は、ただ言語を変換するだけでなく、文化や社会に対する理解を深める役割も担っているのです。彼らの活動が、SDGsに寄与することを期待されており、翻訳作業を通じた成長が今後の社会に良い影響を与えることでしょう。

本イベントは、ただの上映会ではなく、学生と観客が共に学び、考え、成長する貴重な機会です。この機会を通して、私たちもまた新たな視点を得られることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
日本映像翻訳アカデミー株式会社
住所
東京都中央区日本橋本石町3-2-4共同ビル(日銀前)2F/3F
電話番号
03-3517-5002

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。