AIレコメンド実験
2024-12-05 10:56:20

BAKUTANとリファインバースグループがAIレコメンドシステム実証実験を開始

BAKUTANとリファインバースグループが手を組む



BAKUTAN株式会社(東京都世田谷区)と株式会社リファインバースグループ(東京都千代田区)は、AI技術に基づくビジネスマッチング提案システムの実証実験を実施することを発表しました。リファインバースグループが持つサステナビリティ担当者ネットワークを活用し、両社の協業による新たなビジネス機会の創出を目指します。

プロジェクトの背景


リファインバースグループは、廃プラスチックやその他の産業廃棄物の資源化を進めることで、「サーキュラーエコノミー」の推進に取り組んでいます。この協業により、サステナビリティに関わる各社の担当者がより効果的に連携できるよう、データやAI技術を駆使したビジネスマッチングの最適化に注力していきます。

一方、BAKUTANは、AI技術を用いて人や企業の「ご縁」を生み出すスタートアップ企業であり、これまでにも多岐にわたるAI開発やデータ解析、マーケットデザインなどを手掛けてきました。本実証実験では、参加事業者の持つ課題やアセットを可視化し、複数のステークホルダーが関与する際に、全体最適を目指すアプローチに着手します。

実証内容の詳細


このプロジェクトでは、リファインバースグループが持つデータを基に、BAKUTANがAIレコメンドシステムを開発します。リファインバースグループが実際にそのシステムを活用し、ビジネスマッチングや商談内容の提案の分野で、AI技術の実用性を検証する計画です。また、サーキュラーエコノミーを実現するためのデジタルトランスフォーメーション(DX)施策としてもこの取り組みの重要性が強調されています。

実証実験が成功裡に進めば、リファインバースグループは関係各社や社会に存在する資源を可視化し、未活用資源の供給元と再生資源の需要先とのマッチングを精度高く実現することが期待されています。

BAKUTANにとっては、伝統的な個別最適化にとどまらず、ステークホルダー間の全体最適問題におけるAI技術とマッチングアルゴリズムの実用性が検証される重要なステップとなります。今後もこのプロジェクトを通じて、さらなる社会実装を目指して努力していくことでしょう。

代表者のコメント


リファインバースグループの代表取締役社長である越智晶氏は、「リニアエコノミーとは違った新たなご縁を創出することがサーキュラーエコノミーの実現には不可欠です。この実証実験を通じて、BAKUTANのAI技術が新しいビジネスモデルの礎となることを期待しています」と語っています。

また、BAKUTANのCEOである小森谷周大氏も、「AI技術は社会課題とのリンクが急速に求められています。この実証実験が、参加者の事業課題を可視化し、潜在的なビジネスチャンスを見つける手助けになることを目指します」と述べました。

会社概要


リファインバースグループは、サーキュラーエコノミーの実現に向けて多様な素材の再生に取り組んでいます。オフィスで大量に廃棄されるタイルカーペットのリサイクルプロジェクトや、廃棄された漁網から生まれるリサイクルナイロンペレットを製造するなど、持続可能な社会を支える企業として注目されています。

一方、BAKUTANは、東京大学発のスタートアップとしてAIを駆使して新たなビジネスの「ご縁」を創出する事業を展開。技術とデザインの力で、複雑化した社会課題に挑んでいく姿勢が高く評価されています。

この協業により、両社がどのように新しいビジネスの展開を進めるのか、今後の進捗が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
BAKUTAN株式会社
住所
東京都文京区本郷6丁目25番14号
電話番号

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