京都の美を再発見するアートイベント「逆旅京都」2024年開催

「逆旅京都」アートイベントのご案内

2024年9月3日から11月6日まで、京都市内で「Art Rhizome KYOTO 2024 逆旅京都」が開催されます。このイベントは、宿泊施設や商業施設、公共空間など、歴史と文化が息づく京都の10会場を舞台に展覧会が行われる都市回遊型のアートフェスティバルです。

イベントの概要

このイベントでは、京都ゆかりのアーティスト14名による多彩な作品が展示されます。また、会期最終週の10月31日から11月6日には、作品の販売も行われるフェア期間があります。全ての展示は無料で観覧可能で、アート愛好者や一般の方々に広く公開されています。

「逆旅」という言葉からは、宿を意味する「宿泊」や、多くの人々・物・出来事の受け入れを連想させ、京都全体を一つの宿のように捉えています。キュレーターの金澤韻が全会場を巡り、紀行文のスタイルで展示作品と町について記述。各会場をめぐりながら、アートと共に新たな京都の魅力を発見できるでしょう。

参加アーティストと会場

参加するアーティストには、呉雯雯、清原遥、品川亮、林勇気など、注目の新進気鋭のアーティストから、実績のあるアーティストまで、多様な顔ぶれが揃っています。それぞれのアーティストは、参加の施設の特性を生かした作品を展示します。

会場には、京都市役所分庁舎や祇園のラグジュアリーホテル「ホテルザセレスティン京都祇園」、ホステルやギャラリーなどが含まれています。それぞれの会場でしか体験できないアートが展開され、会場間を巡りながら、京都の姿を独自の視点から味わうことができます。特に、京都市役所分庁舎での10mの大型インスタレーションや、清原遥によるテキスタイル展示は見逃せません。