東京・墨田から誕生！中学生が手掛ける新しいスクール水着の挑戦

中学生が手掛けた新しいスクール水着の誕生

東京・墨田から中学生たちが、水着のデザインに挑戦したプロジェクトがついに成果を見せました。この取り組みは、2013年から始まり、今年で第2回目を迎えます。最終的なユーザーである中学生たち自身が、スクール水着に新しい息吹を吹き込むために未経験のものづくりに挑戦しました。

新たに誕生した水着は「ideal∞swimming」と名づけられ、男女共通のセパレーツ型で、パンツの長さがショートとロングから選べる仕様となっています。サイズはSからLLまで4種類、価格は税込5,940円から7,020円です。また、女子用は可愛らしいピンクとミント、男子用はシンプルなコンの色が用意されています。この新作水着は、4月24日よりフットマークのネットショップ「水着で元気工房うきうき屋」で販売される予定です。

中学生の声が形に

この水着プロジェクトのスタートは、全校生徒へのアンケート調査からでした。約360人の生徒から集めた意見や要望が形になっており、女子チームは「quick change」というコンセプトで、短い休憩時間に効率よく着替えられることを重視しました。反対に男子チームは「温かさ」を求めて、身体の露出を可能な限り避けたデザインに挑んだ結果、新しいスタイルの男子水着が生まれました。

ブランド名の由来

新水着のブランド名「イデアルスイミング」は、我々の創造を全て詰め込んだ意味を持っています。「ideal」はドイツ語で「理想」を意味し、英語の「Idea」と「All」を組み合わせた造語です。さらに、彼らが都立両国高等学校附属中学校の8期生であることや、アイデアには無限の可能性があることを示唆しています。

これまでの経緯と目指すもの

このプロジェクトは、都立両国高等学校附属中学校の生徒4人が中心となって進められています。水着を自分たちでデザインしたいという気持ちから出発し、一般的なスクール水着のイメージを覆したいという共通の目標がありました。彼らとフットマークは、等身大の視点でこのプロジェクトを進行させてきました。

フットマークは「1/1の視点」を大切にしており、一人一人の意見を直接反映すべく努力しています。中学生たちの考えを反映することで、水着に新たな価値を加えることを目指しています。