NANGAがダウンの新たな可能性を探求する「解体新書」を発表

NANGAが提案するダウンの未来

日本のアウトドアブランドNANGA（ナンガ）は、ダウン製品における可能性を追求すべく、ユニークな展示イベント「NANGA DOWN 解体新書」を発表しました。このイベントでは、NANGAが持つ独自の研究機関「NANGA MOUNTAIN LABORATORY（NML）」の成果が紹介され、ダウン製品の温かさの理由に迫る内容となっています。

ダウン製品に込めた技術とこだわり

ダウン製品の保温効果は一般的にはフィルパワー（FP）や封入量で評価されますが、NANGAはさらに革新的なアプローチを採用しています。特に、キルト構造やダウンの配置バランスに注目し、これらを最適化することで、製品の保温性を向上させました。今回の展示では、発光するマネキンを使い、内部のキルト構造やダウンの配置を視覚的に示しました。光透過が少ない部分は、ダウンの密度が高く、優れた保温機能を持つことを特徴付けています。これにより、NANGAの技術的工夫や詳細へのこだわりを感じることができます。

新製品のラインナップ

2024年10月4日（金）の発売に向け、NANGAの最新モデルがラインナップされます。例えば、

- AURORA TEX DOWN JACKET：オーロラテックスを用いた、肘を曲げたときでもダウンが潰れにくい設計が特徴。
- AURORA TEX DOWN JACKET IBUKI：フラッグシップモデルとして、機能性を重視し冷気や雨を防ぐ高めのネックラインを採用。
- AURORA TEX STAND COLLAR DOWN VEST：冷気を防ぎつつ、動きやすさも考慮されたダウンベスト。
- AURORA TEX LIGHTDOWN JACKET MIKAMI：軽量ながらも保温性を追求した高機能モデル。
- AURORA TEX LIGHT STAND COLLAR DOWN JACKET MIKAM：タウンユースにも適したスタイリッシュなデザイン。

これらの製品では、NANGAの技術革新が如何に反映されているかを体感することができます。

オンラインコンテンツの公開

NANGAでは、2024年10月4日（金）より公式ウェブサイトにおいて「解体新書」コンテンツと関連ムービーが公開される予定です。このコンテンツでは、NMLの研究成果やNANGAが追求するダウン製品の可能性について、詳細にわたって説明されるとのこと。

NANGAのブランド背景

NANGAは1941年に布団の産地である滋賀県からスタートした、老舗のダウンメーカーです。その名前は、「ナンガ・パルバット」と呼ばれるヒマラヤの名峰に由来し、創業者の思いが込められています。困難な山を征服するという理念がブランドに宿り、極限の環境下でも信頼される製品を提供し続けています。

今回の展示やオンラインコンテンツを通じて、NANGAの技術力やこだわりの詰まった製品を、ぜひ体験してみてください。