制御システムセキュリティ教育講習が仙台市で定期開催
宮城県仙台市を拠点とする技術研究組合制御システムセキュリティセンター(CSSC)は、2025年度より「制御システムセキュリティ教育講習(入門編)」の定期開催を発表しました。この講座は、情報処理安全確保支援士特定講習に選定され、特に制御システムのセキュリティに関する重要な知識を提供します。
CSSCの取り組み
CSSCは、制御システムセキュリティに関する研究と啓発活動に注力し、教育コンテンツの独自開発を行ってきました。これまでに蓄積された実績を活かし、幅広いニーズに応じた講習内容を提供します。特に、座学と実習を組み合わせ、実際の模擬プラントを使用した演習が大きな特徴です。
受講者は、制御システムに関心がある方であれば、特に実務経験がなくても参加可能です。重要なインフラに関わる業務に従事している方や、セキュリティに関する知識を得たい方には最適な内容となっています。
講座の内容
参加者は、座学による理論理解を深めるだけでなく、実際のプラントを操作しながら学ぶことができます。模擬プラントを用いた演習を通じて、実践的なスキルを身につけるチャンスがあります。特に、グループディスカッション形式を取り入れているため、受講者同士の交流も活発に行われます。
instructorは、重要インフラのリスクアセスメント監査員やセキュリティ検証経験者で構成されています。これにより、受講者は最新の業界動向や実際のインシデントに基づいた実践的な知識を学ぶことが可能です。
受講者の声
過去の受講者からは、「実際のインシデント対応を体験できた」、「具体的な事例を通じて理解が深まった」との感想が寄せられています。特に、演習を通じてインシデントの経緯を追体験することができ、実務に役立つ知識が得られたと好評です。
講習の概要
- - 形式: 座学及び演習(ハンズオン、ディスカッション等)
- - 期間: 1日間(10:00〜18:30、昼休憩あり)
- - 定員: 24名(最少開講人数4名)
- - 教材: 日本語
- - 価格: 130,000円(税込)
- - 会場: 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3東北大学サイバーサイエンスセンター本館2階CSSC内
- - 開催日: 2025年7月15日、8月5日、9月18日、10月21日、12月2日、2026年1月27日、2月25日
オンライン開催は行われず、現地での参加が必須となっています。受講に興味がある方は、CSSCの公式サイトから詳細資料を確認し、申し込みを行うことができます。
問い合わせ先
興味のある方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
制御システムセキュリティ教育の重要性が高まる中、この講習は未来を担う技術者にとって貴重な機会となるでしょう。ぜひ、多くの方の参加をお待ちしております。