9bicの新たな物語が始動した「Next Story Debut Live」レポート

2024年7月27日、東京の豊洲PITにて、メンズアイドルグループ9bicが「9bic Next Story Debut Live」を開催しました。このライブは、彼らにとって記念すべき1stライブであり、「現在を生きる王子様達」というコンセプトのもと、新たな物語の幕開けを象徴するイベントとなりました。

ライブは、開演時間になるとベルの音とともにスタート。アナウンスが流れる中、メンバーは「YELL」の衣装に身を包み、一気に観客の心を掴む姿を見せました。リーダーの椚三波斗（緑担当）は、「みなさん、最後まで楽しんでいきましょう！」と観客を盛り上げ、緊張感の中にもパフォーマンスへの意気込みが伝わりました。

新体制になった彼らの初めての曲「YELL」では、矢野旺士朗（黄色担当）のキラキラした笑顔や、佐々木大河（ピンク担当）のキュートな振り付けで、会場は早々に盛り上がりました。曲の終わりには銀テープが噴射され、これからのパフォーマンスへの期待感は一層高まりました。

続いて「Hero」のイントロが流れると、観客からは歓声が上がり、サイリウムを振る一体感が生まれました。この瞬間、ファンは新たな9bicを応援する気持ちを一つにし、会場全体が強い結束感に包まれました。そして、ユニークなパンダとドラゴンの着ぐるみが登場する「中辛エクスタシー」では、メンバー同士の楽しそうな絡みが観客を和ませました。

MCコーナーでは、新体制を受けた自己紹介が行われ、各メンバーのキャラクターや個性が光りました。特に西山海斗（オレンジ担当）の男らしさや和泉颯人（青担当）の透明感は、聴衆の心に強く響きました。曲が「proof」に移ると、緊張感も解け、メンバーそれぞれが自分のスタイルを存分に発揮し、観客を魅了しました。

ライブの中盤では、照明やスモークを使った演出が施され、視覚的な楽しさも加わりました。メンバーが客席のすぐ近くまで走り回る演出には、来場者が笑顔にならざるを得ません。ライブは徐々にクライマックスへと向かっていきます。

そして、ライブの終盤に披露された新衣装での「klaxon」や「ジーニアスター」は、これまでの彼らを引き継ぎながらも新たな魅力を放ちました。メンバーの一体感と、各自の良さを最大限に引き出すパフォーマンスが観客の心に残ります。

ライブの最後には、彼らの日々の努力や未来への希望が語られ、多くのファンとともに分かち合う感動的な瞬間が訪れました。アンコールでは「僕らのインペリアル」を通して、観客とともに喜びを分かち合い、最後には「YELL!」で幕を閉じました。

このライブを経て、9bicの新たな物語が始まったことを確信しました。彼らの歌声やダンスがさらに磨かれ、これからも多くの人々に愛され続けていくことでしょう。新たなエピソードの展開が、今から待ち遠しいです。

セットリスト

1. YELL!
2. Hero
3. 中辛エクスタシー
4. 9bic melody 1st (新体制)
5. proof
6. そんなの好きになっちゃうじゃん。
7. creature
8. secret love
9. klaxon
10. ジーニアスター
11. 99%
12. 今日も生きててえらいえらい!
13. love SPLASH