オイシックスのFuture Food Fundが新たな拠点を新潟に移転
2026年7月16日、オイシックスが運営するFuture Food Fund株式会社が新潟市に本社を移転しました。この移転は、フード領域に特化したCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンドの運営を強化し、地域のフードテック産業の発展を目指すものです。
移転の背景と目的
Future Food Fundは、2019年8月に設立され、日本の食のスタートアップエコシステムを作るため、フードイノベーション領域に特化した企業への出資と包括的な支援を行っています。これまでに約42億円のファンドを運営し、41社への投資を実施。特に食の社会課題の解決や新たなビジネスモデルの創出に取り組んでいます。新潟移転は、今後のさらなる成長を見据えた戦略的な一歩と位置づけられています。
新潟県は、豊富な水資源や肥沃な土壌を擁する地域で、食産業や研究機関が充実。名高い「新潟フードテックタウン(NFTT)」の存在も大きな影響を与えています。この仕組みは、2035年までに500社のスタートアップの創出を目指し、地域での事業成長を促進します。Future Food Fundがこの新たな拠点を持つことで、同じく新潟に拠点をおくNSGグループと連携した取り組みも強化されます。
NFTTと新潟の食産業
新潟フードテックタウン(NFTT)は、産官学金の連携を強化し、自治体や大学・研究機関、金融機関などが協力して、食テックのエコシステムを築いています。Future Food Fundはこれらの活動とも連携し、さらなるスタートアップ育成に貢献することが期待されています。これにより、食関連の革新を推進し、地域の産業を活性化することが狙いです。
新本社の詳細について
新しい本社の住所は、新潟県新潟市中央区笹口一丁目2番地で、業務開始は2026年7月16日からとなります。この移転により、ニューヨークや台湾など国外の先進的なフードスタートアップとの連携も見越しており、グローバルな視点での発展を遂げる基盤が整います。
食の持続可能性に取り組むオイシックス
オイシックス株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」などのブランドで定期宅配サービスを提供しており、農業分野での持続可能な発展にも寄与しています。SDGsに沿った取り組みとして、食品廃棄の削減や地産地消の促進を行い、地域や環境に優しい事業展開を図っています。
これからのフードテック産業への期待とともに、Future Food Fundが新潟から多くのスタートアップを育成し、さらに広がるフード領域の可能性に目を向けていくことを期待しています。