沖縄の新たな遊び場
2013-07-30 23:12:14

沖縄の自然と遊びをつなぐ「森のおもちゃ美術館」の設立!

沖縄の大自然に「森のおもちゃ美術館」を創ろう!



東京おもちゃ美術館(運営:認定NPO法人日本グッド・トイ委員会)は、沖縄県国頭村に初の姉妹館「森のおもちゃ美術館」を設立します。このミュージアムでは、沖縄の自然と木の温もりを感じられる体験型の空間が提供されます。

森のおもちゃ美術館とは?


「森のおもちゃ美術館」は、「やんばるの森」に位置し、ホールを全面的にリニューアルして新たに作られる施設です。館のテーマは「木育(モクイク)」で、来館者は遊びを通して沖縄の森の魅力を直接体感できます。

さらに、地元の職人が制作する玩具は、デイゴやイスノキなどの地元材を活用しており、地元文化を反映したものとなります。特に注目すべきは、琉球松を利用した遊具で、樹齢300年という歴史ある「蔡温松」を使ったすべり台やトンネルが型をなします。このような魅力的な要素が、館の象徴となり、地域の観光資源としても期待されています。

なぜ国頭村に?


国頭村の「やんばるの森」は、豊かな生態系が広がる自然の宝庫で、5,000種以上の動植物が生息しています。この地域は琉球王朝時代に建築用材を提供する林業で栄えましたが、近年では全国的に森が荒れ、林業が衰退しています。地域の活性化を目指し、国頭村と東京おもちゃ美術館が手を結ぶことで、このプロジェクトが生まれました。

おもちゃの重要性


おもちゃ、特に良質な木製玩具は、子どもたちの考える力や人間関係を育む大切な要素です。木材の温もりや香りは子どもたちに安心感を与えるだけでなく、親子のコミュニケーションにも役立ちます。木目が美しい琉球松が、子どもたちの成長に寄与することを、東京おもちゃ美術館は強く願っています。

資金の募集


「森のおもちゃ美術館」の設立に向けた資金募集は、本日よりクラウドファンディングサイト「READY FOR?」にて開始されます。募集期間は90日間、目標金額は6,000,000円です。この資金は木育遊具の製作費などに充てられます。

支援者には特典も用意されており、1万円以上の支援を行った方には、名入りの積み木と「ヤンバルクイナ積み木」が提供されます。名称が刻まれた積み木の中央には、ヤンバルクイナの形がくり抜かれており、支援者は手元に届く積み木を自分のものに組み合わせることができます。

プロジェクトの詳細


「沖縄の大自然に木のぬくもりあふれる『森のおもちゃ美術館』を皆で作ろう!」をテーマにしたこのプロジェクトは、2013年7月30日から10月28日までの90日間限定で募集を行います。目標金額が未達成の場合はプロジェクトが無効となるため、ぜひご支援をお願いいたします。

開館予定日は2013年11月2日で、国頭村字辺土名の森林公園内に約200㎡のスペースで運営されます。

会社情報

会社名
認定NPO法人芸術と遊び創造協会
住所
東京都新宿区四谷4-20東京おもちゃ美術館
電話番号
03-5367-9601

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