子供たちの命を守るためのメッセージ展が実施されます
毎年、新学期の始まりである4月や9月になると、子供たちの自殺率が上昇することが懸念されています。この現実を受け、東京都人権プラザは特定非営利活動法人ジェントルハートプロジェクトとの協力のもと、いじめやその他の暴力によって心と体に傷を負い、命を奪われてしまった子供たちのメッセージ展を開催することを決定しました。
この展示は、子供たちの命について考えるだけでなく、私たちができることを模索する大切な機会となるでしょう。特に新学期の始まりに合わせて実施されるこのイベントは、多くの人々に関心を持ってもらうための重要な活動です。
展示期間と会場について
今年の展示は、2025年9月9日(火曜日)から9月23日(火曜日・祝日)まで、東京都人権プラザの1階ロビーギャラリーにて開催されます。日曜日を除く午前9時30分から午後5時30分まで、無料で入場できます。住所は港区芝2-5-6芝256スクエアビルです。詳細なアクセスについては、
こちらを参照ください。
国分寺市における関連会場での展示は終了しましたが、全国各地でいじめ問題に取り組む取り組みが広がっていることを合わせて知っておく必要があります。
展示内容
展覧会では、いじめによって亡くなった子供たちの写真や、彼らが社会に向けた言葉、家族からのメッセージなど、約50点以上のパネルが展示されます。これにより、訪れる人々が子供たちの思いを身近に感じるきっかけを提供します。また、来場者からのメッセージも受け付け、さらなる思索材料となるでしょう。
トークセッションの重要性
さらに、この展覧会に関連して、会場内では特別に収録したトークセッションを常時上映します。小森美登里氏(ジェントルハートプロジェクト)と池上正樹氏(ジャーナリスト)によるこのセッションは、いじめにより子供を失った遺族が自身の経験を語りながら、いじめ問題の解決に向けた取り組みの重要性を訴えます。
ジェントルハートプロジェクトの活動
ジェントルハートプロジェクトは、2003年に設立されたNPO法人で、いじめ問題を解決するために、全国各地で講演会や展示会を開催しています。彼らは、子供たちに本来持っている「やさしい心」を広めることを目指しており、今回の展示もその一環です。
詳しくは、公式ホームページで情報をご覧ください:
https://npo-ghp.or.jp/
最後に
このメッセージ展は、一人ひとりがいじめの問題にどう向き合うかを考えるきっかけとなります。皆さんの参加をお待ちしております。