エコでスタイリッシュ!フクシマガリレイの新冷媒製氷機登場
フクシマガリレイ株式会社が、業務用のノンフロン冷媒を採用した新しいチップアイス製氷機とフレークアイス製氷機を発表しました。環境問題が叫ばれる近年、企業の製品開発においてもサステナビリティが重要視されていますが、同社はその一環として新しい製品に注力しています。特に注目されるのは、冷媒としてノンフロンのR1234yfを採用している点です。
環境に優しい冷媒の選択
フクシマガリレイが採用したR1234yfは、地球温暖化係数(GWP)が1という低い数値を記録しており、従来のR404A(GWP:3,920)と比較すると環境への負担が大幅に軽減されています。これにより、フロン排出抑制法の対象外となり、点検や管理の手間が省かれるのも大きなメリットでしょう。この選択は、フクシマガリレイが2030年を目指す「Dramatic Future 2050」というサステナブルビジョンに基づいています。環境に配慮しながらも、効率的な運用が可能となるこの製品は、業種を問わず幅広いニーズに応えることができそうです。
デザインと機能性の両立
新しい製氷機のデザインは、2023年度グッドデザイン賞を受賞した小型キューブアイス製氷機を基に統一されており、洗練された美しい外観が目を引きます。また、機械室パネルを取り外すことなくフィルターの着脱が可能で、高い意匠性を保ちながら清掃のしやすさも実現しています。近年、飲食業界では清潔感が求められるため、この機能は特に高評価を受けるでしょう。
ECOモードで省エネルギーを実現
営業時間外や餐飲を行っていない時間帯の製氷を一時停止できるECOモードも搭載されており、無駄なエネルギー消費を抑えることが可能です。これにより、節水・省エネルギーに大きく貢献していると言えます。長期的には、経費の削減にもつながり、利用者にとっても嬉しい機能となるでしょう。
遠隔管理が可能
さらに、通信対応基板を標準装備しているため、遠隔での管理が可能です。異常が発生した場合には、スピーディに察知できるため、迅速な対応が求められる業務用の環境においては、非常に利便性が高いです。
幅広いニーズをカバーする新ラインナップ
フクシマガリレイが誇る新しい製氷機には、4つのモデルがあります。チップアイス製氷機のFIC-100CTX(100kg/日・34kg貯氷型)、FIC-100CTLX(100kg/日・63kg貯氷型)、フレークアイス製氷機のFIC-120FTX(120kg/日・24kg貯氷型)、FIC-120FTLX(120kg/日・46kg貯氷型)から選択可能です。どのモデルも冷媒ガス漏れの10年保証が付くため、安心して使用することができます。
ターゲットと発売日
この新しい製氷機は、ホテルやレストラン、カフェ、ベーカリーショップ、寿司店からファーストフード店まで多様な外食産業向けに設計されています。また、スーパーマーケットや鮮魚店、研究機関など幅広い顧客ニーズに応える製品でもあります。発売日は2025年6月2日を予定しており、年間販売目標は1,200台とのこと。今後の販売動向が注目です。
フクシマガリレイ株式会社は、業務用冷凍冷蔵機器の製造・販売を専門に行っており、冷蔵庫やショーケース、冷凍機応用機器を通じて、飲食業界全体を支えています。常に革新を求める姿勢が、多くの顧客に支持されている要因と言えるでしょう。興味のある方はぜひ、公式サイトで詳細を確認してください。URL:https://www.galilei.co.jp/