日米の協力で新たなエネルギーソリューションを創出するQWエナジーソリューションズ

株式会社ヴォンエルフ（東京都千代田区）とアメリカのQuest Energy Group, LLC（アリゾナ州）は、日本国内での新たなビジネス展開を目指して合弁会社「QWエナジーソリューションズ」を設立しました。この新会社は、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、エネルギーと産業部門での重要な役割を果たすことを目的にしています。特に、建築と不動産業が温室効果ガス排出の大部分を担っていることから、その脱炭素化が求められています。

ヴォンエルフは、これまで日本国内で150件を超える国際認証プロジェクトを推進してきた実績があります。そして、エンジニアリングやサステイナビリティコンサルティングを中心に、多様なサービスを提供しています。一方で、Quest社も米国においてエネルギーモデリングや法令遵守に関わる専門知識を有し、300件以上の国際認証を支援する実績があります。

両社は過去にわたり数多くのプロジェクトで連携を深めてきました。新たに設立される合弁会社QWエナジーソリューションズでは、エネルギーの最適管理を推進し、日本の不動産及び建築業界における脱炭素化を加速させることを目指すとのことです。

この合弁会社の主な業務には、エネルギーモデリング、コミッショニング、エネルギー監査などが含まれます。持続可能な社会の実現に向けた具体的な施策として、新築や既存の建物におけるエネルギー効率の向上が提案されています。

2025年5月30日には、新会社設立を祝うイベントが東京で開催予定です。このイベントは、セミナーと懇親会が予定されており、第一部のセミナーでは、新会社の代表や専門家がそのサービス内容を紹介します。参加者は米国からの取締役とも直接交流できる貴重な機会となるでしょう。

イベントの詳細は以下の通りです。日時は2025年5月30日（金）16:00から19:30まで。第一部はセミナーが再開されるとともに、オンライン配信も行われるハイブリッド形式です。第二部では軽食と飲み物が提供される懇親会が行われます。参加は無料ですが、事前の登録が必要です。

今後のQWエナジーソリューションズの展望としては、日本における持続可能なエネルギーの普及を進めることが期待されています。エネルギー効率や環境負荷の低減に貢献する新たなソリューションを提供し、より健康的で持続可能な未来を築いていくことでしょう。
この新会社の設立により、両社の知識と経験が相乗効果を生み出し、日本におけるエネルギー関連サービスの発展に寄与することが期待されます。持続可能な社会に向けた一歩が、この合弁会社の設立によって切り開かれることを期待しています。