世界遺産の魅力を身にまとって。エッフェル塔をモチーフにした限定腕時計

エッフェル塔のスチールを用いた特別な時計

サント・ノーレから新たに登場した『アートコードタワーエッフェル』は、パリのランドマークであるエッフェル塔の一部を使用した特別な腕時計です。価格は380,000円（税別）で、メンズとレディスモデルが各1885本限定で販売されています。

魅力的なデザインと歴史

本作は、エッフェル塔の改修工事中に譲り受けたスチールを再加工し、ベゼルに使用しています。このスチールは、言わばフランスの象徴を纏っていると言えます。デザインには、エッフェル塔の特徴的な「クロワジヨン（交差）」模様が施され、優雅なブラウンカラーで仕上げられています。また、ベゼル内周には幾何学模様やオープンダイヤルが描かれ、デイト表示には扇形カットが施されています。これらのディテールは、エッフェル塔の美しさをそのまま腕時計に閉じ込めたような仕上がりです。

精緻なムーブメント

メンズモデルでは、自動巻ムーブメントの精巧な動きを鑑賞できるオープンケースバックを搭載。これにより、時計の内部機構を楽しむことができ、機械式時計の醍醐味が味わえます。さらに、腕時計にはエッフェル塔委員会の発行する真正証明書が付属しており、コレクションアイテムとしての価値も加わります。

クロノグラフや防水機能

メンズモデルのケースサイズは径42mm、レディスモデルは径38mm。どちらもクロコ型押しのレザーストラップを備えており、エレガントさを際立たせています。防水性能は、メンズが5気圧、レディスが3気圧と、日常使いにも安心の設計と言えるでしょう。

サント・ノーレの伝統

サント・ノーレは1885年に、時計師ヴィクトラン・フレザード氏によってパリ・サントノーレ通りに設立されました。その後、家族経営を続け、現在は5代目のチアリー・フレザード氏が管理を行っています。サント・ノーレは世代を超えた時計作りを継承しつつ、スイスのラ・ショー・ド・フォンのアトリエで新たな情熱を注いでいます。08年にはパリに本店となるブティックをオープンし、伝統と革新を両立させた製品を世界65カ国以上で展開しています。