ノルマンディーから九州へ!新たな国際交流の形
4月9日から4月18日まで、ツナガル株式会社による「Nomado 再開の旅」と題した国際交流ツアーが実施されます。この取り組みは、フランスのノルマンディー地方から17名の参加者を九州に迎え入れ、さまざまな交流を通じて地方経済の活性化を図ることを目的としています。
コロナ禍において、2020年に実施した特別なオンライン交流の経験が今回の訪日に結びつきました。参加者たちは、3年前の交流を通じて生まれた「会いたい人」との再会を心待ちにし、日本の地方文化に触れることを楽しみにしています。海外からの友人を訪ねる「VFR(Visiting Friends and Relatives)」という新しい旅の形を提案しており、特に地方への訪日を促進することが期待されています。
Nomadoプロジェクトの背景
Nomadoプロジェクトは、ツナガル株式会社が展開する異文化コミュニケーションのプログラムであり、人と人をつなげることを目指しています。特に、パンデミック時代にオンラインを利用してフランスの小中学校と大分県内の教育施設や飲食店が繋がり、多様な交流体験が行われてきました。2022年7月には、日田市のひかり子供園とノルマンディー郡のサン・ジョセフ小学校の交流が行われ、互いに食材を交換しながら文化に触れる貴重な瞬間を共有しました。
フランスの子供たちの想い
Nomadoプログラムに参加したフランスの子供たちの中には、「日本に行きたい」との強い思いが芽生えています。以前はアニメや漫画の中の憧れの国だった日本が、今では知人のいる近しい国となりました。このような関係構築が、彼らにとっての日常の一部になりつつあります。
今回のツアーには、11歳から73歳までの幅広い年代の参加者が集まり、3年越しの思いを携えて九州を訪れることになります。参加者たちは、日本独自の食文化や地域の人々との交流を通して、さらなる理解とつながりを深める予定です。
再開の旅の具体的な行程
「再開の旅」では、福岡を拠点に様々な観光や文化体験が求められています。旅の初日は福岡空港に到着し、その後、地域のデザイナーとの交流セッションが行われます。旅行の中では、大濠公園でのピクニックや大宰府観光、福岡市内の名所を巡るプランが組まれていて、特に4月15日は日田市を訪問し、交流ランチ会や地域住民とのお茶会が予定されています。
プロジェクトの今後の展望
ツナガルの目標は、国際的な交流を通じて、物理的な距離や文化的な壁を超えた真のつながりを築くことです。このプロジェクトが成功すれば、地域の人々がコミュニティリーダーとしてより深い交流を持続させ、地方創生の新しいモデルとして大きな影響を果たすことが期待されます。また、オンラインからオフラインへと広がるこの試みは、旅や文化、教育の新たな発展にも寄与し、未来の国際交流の形を変えていくことでしょう。
引き続き、ツナガルは地方同士の結びつきを大切にし、観光だけではない新しい視点で国際交流を進めていく所存です。今後の展開が楽しみです。
お問い合わせ
詳細については、公式ウェブサイト
ツナガル株式会社および
Nomadoプロジェクトをご覧ください。また、問い合わせは
[email protected]までお願いいたします。