佐藤繊維から新たなウールのインナーウェアブランド「NWQL」誕生
山形県寒河江市に本社を置く佐藤繊維株式会社が、ウールを活用した新しいインナーウェアブランド「NWQL(ヌークル)」を発表しました。長年培った独自のニット技術と高性能ウールを融合させ、現代のライフスタイルに寄り添う新しい日常着を提供します。初の製品として、12月3日(水)から「NWQL Wool Knit bra」を一般販売する予定です。商品の価格は税込12,000円で、4色展開となっています。
ブランド誕生の背景
「NWQL」の誕生には、ウールという天然素材の優れた特性を、より多くの日常生活に取り入れたいという佐藤繊維の想いがあります。ウールは古くから人々の生活を支えてきた素材であり、快適さと適応性に優れています。アンダーウェアは特に毎日使用するアイテムであるため、肌に優しく、心地よい着用感が求められます。そのため、同社はウール糸とニット技術を駆使し、フィット感と心地よさを追求しました。
製品の特性
「NWQL Wool Knit bra」は、ウールならではの性質が最大限に引き出されています。以下のような特徴があります:
1.
オールシーズン対応:ウールは温度調節と湿度調整に優れ、季節を問わず快適な着用感を提供します。汗を水蒸気として排出し、蒸れにくいため、下着を季節ごとに変える必要がありません。
2.
敏感肌に優しい極細ウール:選ばれた17.5ミクロンの極細ウール繊維を使用しており、敏感肌の方にも安心して着用できます。独自の品質管理により、一定のやさしさを実現しています。
3.
サステナブルな素材:ウールは再生可能な資源で、生分解性も持っているため、環境に優しい選択肢です。役目を終えた後には自然に還るため、持続可能な社会への貢献が期待されます。
ウールと日常
「NWQL」のコンセプトは「ウールのやさしさを、素肌で感じる日常へ」とまとめられています。従来は防寒用のイメージが強かったウールも、今では柔らかく、心地よい素材へと進化しています。このブランドは、アンダーウェアとしてのウールの魅力を再発見し、日常の中に自然に取り入れることを目的としています。
NWQLの由来
ブランド名「NWQL」は以下の4つのキーワードから成り立っています。
- - Naturalism(自然のままに)
- - Warmth(そっと寄り添うぬくもり)
- - Quietude(心を静める安らぎ)
- - Layering(重ねることで生まれる豊かさ)
企業について
佐藤繊維株式会社は、1932年からの90年にわたり、ウールとニットの世界で挑戦を続けてきました。技術と職人の手仕事を大切にしながら、世界にまだない価値を生み出すことを目指しています。今後も、持続可能な社会の実現に貢献できるよう、環境と人への配慮を忘れずものづくりを続けていく予定です。
まとめ
ウールの特性を活かした「NWQL」は、毎日の生活をより快適にする新しい選択肢を提供します。ぜひ、この機会にウールのやさしさを体感してみてはいかがでしょうか。