松竹株式会社のCVCである松竹ベンチャーズは、マーダーミステリーアプリ「ウズ」を運営する株式会社Sallyに出資した。Sallyは、マーダーミステリーを軸に、新たな体験型エンタメを創出し、世界中の人々に提供することを目指している。
松竹ベンチャーズは、2022年にSallyをアクセラレータープログラム「Shochiku Accelerator」に迎え入れ、連携の可能性を探ってきた。その結果、宿泊周遊型マーダーミステリー『Alice in Misty Lake』や、ホテルでのミステリーイベント「突然ミステリー×ロイヤルパークホテル『CLUB SECRET(クラブ シークレット)』を共同で企画・開催し、いずれも好評を得た。
今回の出資により、両社はパートナーシップを強化し、さらなる新体験型エンタメの共同開発を進める。Sally代表取締役CEOの平石英太郎氏は、松竹との連携に期待を寄せ、共に新しい体験型エンタメを生み出していく決意を表明した。松竹ベンチャーズ代表取締役社長の井上貴弘氏も、Sallyとの協業により、コンテンツの相互連携によるIP展開など、新たなビジネスモデルの創造に意欲を示している。
松竹グループは、伝統を守りながら革新的なものづくりに挑戦し続け、スタートアップとの連携を通じて「娯楽の可能性を引き出し、この世界をもっと面白くする」ことを目指している。