執行恒宏氏がグランドフィルハーモニック東京のコンサートマスターに就任

2025年4月1日付で、株式会社アーツイノベーター・ジャパンが運営するオーケストラ、「グランドフィルハーモニック東京」のコンサートマスターに、執行恒宏氏が就任することが発表されました。

執行氏は、東京藝術大学の付属高校を卒業後、同大学に進み、演奏活動を開始しました。彼は、山形交響楽団で第２ヴァイオリン首席奏者を務めた後、2006年まで同団のコンサートマスターとして活躍。さらに、2023年7月までパシフィックフィルハーモニア東京のコンサートマスターも務めた経歴を持ちます。現在は、YAMATO String Quartetのメンバーとしても活動し、尚美ミュージックカレッジの非常勤講師を務めるなど、多方面での経験を重ねています。

新コンサートマスターへの就任に際し、執行氏は、「音楽活動の進化の最先端を感じさせる公演のご縁を頂き、新しいものを創造していく活動に刺激を受けた」とコメント。他方、グランドフィルハーモニック東京では、執行氏のリーダーシップのもと、若手演奏家育成プログラムを強化するため、『グランドフィルハーモニック東京：シーズンメンバーオーディション（ヴァイオリン奏者）』を実施します。

オーディションには、書類審査、動画審査、実演審査の3段階があり、選ばれた若干名のメンバーは、年間を通じてオーケストラに所属し、各音楽現場での経験を積むことができます。この新しい取り組みにより、若手演奏家にとって素晴らしいチャンスが提供されることになります。

さらに、グランドフィルハーモニック京都の新設も発表され、2025年4月から京都を中心に関西へ拠点を広げることになります。これにより、東京拠点の活動だけでなく関西でのパフォーマンスも期待されていきます。

株式会社アーツイノベーター・ジャパンは、音楽環境の充実と若手演奏家たちの育成に力を入れており、彼らの活動を通じて、音楽の魅力をより多くの人々に伝えていく方針です。

今後とも、執行恒宏氏が率いるグランドフィルハーモニック東京にご注目いただき、オーケストラが織りなす新たな音楽の世界をお楽しみにしてください。彼の新たな挑戦と音楽活動の広がりについて、さらなる情報が楽しみです。