2026年のキャンプとバーベキューの実施率の現状分析と傾向
株式会社クロス・マーケティングは、2026年「アウトドアに関する調査」を実施し、全国の20〜69歳の男女5,000人を対象に、キャンプとバーベキューの状況を探りました。その結果が明らかにしたのは、キャンプとバーベキューの実施率が横ばいで推移していることです。
現状の実施率
調査によると、宿泊を伴うキャンプや日帰りでのキャンプ・バーベキューの経験者は41%にのぼる一方、直近3年および1年以内の実施率はそれぞれ13%、10%という結果でした。この数値は2022年と比較して変わっていないことから、アウトドア活動が依然として一定の人気を保っていることがわかります。特に、宿泊キャンプの実施率は8%で、日帰りのキャンプ・バーベキューが10%となっています。
年齢層別に見ると、20代から40代にかけての実施率が比較的高く、特に宿泊キャンプを楽しむ層が顕著です。一方、50代以降はその割合が落ちていることも見逃せません。
実施頻度と意向
キャンプ・バーベキューを直近3年以内に実施した人の中で、月に1回以上行うと言う人は、宿泊を伴うキャンプで33%、日帰りでは21%と、やはり宿泊を伴う方が高い結果が出ました。20〜30代の層が最も実施頻度が高く、特に20代では宿泊キャンプにおける頻度が際立っています。
調査からわかった今後の意向については、「もっと時間ができたら」「一緒にしてくれる人が見つかったら」「収入が上がったら」といった条件を挙げた人が多く、20代は金銭的な要因が特に高いことが印象的でした。
未経験理由とブランド意識
一方、未経験者に対してその理由を尋ねたところ、「道具をそろえるのが大変」「疲れる」「虫が怖い」といった回答が上位に挙がりました。特に道具調達に対するハードルが、アウトドア活動への参加を妨げているようです。
さらに、好きなアウトドアブランドとして「コールマン」「モンベル」「サーモス」が人気を博しており、衣類では「ザ・ノース・フェイス」「ワークマン」が評価されています。道具を購入する際のチャネルとしては、「アウトドア・キャンプ用品専門店」が60%を占め、「ホームセンター」も50%と、特に年齢が上がるほど専門店の利用が顕著です。
結論と今後の展望
今回の調査から、キャンプとバーベキューが高い人気を保ちつつも、特に若年層がそのトレンドを牽引していることが明らかになりました。未経験者へのアプローチとしては、道具の手軽さや参加しやすさを意識した施策が求められるでしょう。今後も変化するニーズを反映しつつ、アウトドア活動を促進するための方策が必要です。
この調査の詳細は、株式会社クロス・マーケティングの公式レポートからも確認できます。これからの季節に向けて、アウトドアライフを楽しむ人々が増えることを期待したいです。