福岡県福岡市を拠点とする一般社団法人tatamamaは、2024年9月27日に多胎妊娠・出産・育児をサポートするための「tatamamaピアサポーター養成講座」を開催します。この講座は、ふたごやみつごの子どもを持つ家庭を支えることを目的としており、参加者は多胎育児の経験を積むことができる機会です。
多胎児支援の背景
tatamamaは「多胎児ママにやさしい街は、すべての人が暮らしやすい街」というビジョンを持ち、多胎世帯の交流を促進するイベントや情報発信を行っています。それに加えて、孤独な多胎育児を減らすためのサポートサービスが広がる予定です。これに合わせ、多胎妊娠サポートの専門知識を身につけたピアサポーターが必要です。この講座では、各自の妊娠・出産の体験に依存せずに、幅広い情報と知識を得ることが重要です。
タタサポとは
多胎育児の経験者であるピアサポーターが救急や自宅へ訪問し、妊娠や出産、育児についての相談を行うタタサポ事業は、福岡市近郊にも広がっています。この取り組みは他地域でも活用されており、tatamamaでは経験者に加え、助産師や保育士など専門職のサポーターも参加することで、より質の高い支援を実現できることを目指しています。
講座の詳細
- - 日時: 2024年9月27日(金)10:30~15:30
- - 場所: 福岡市NPO・ボランティア交流センター「あすみん」
福岡市中央区今泉1-19-22天神クラス4階
- - 参加費: 5,500円(資料代、終了証発行代、登録料含む)
お申し込みはこちら。
当日の流れ
- - 10:15~10:30: 受付
- - 10:30~11:00: 団体概要・タタサポについて
- - 11:00~12:00: 多胎妊娠・出産・育児の基礎知識
- - 12:00~13:00: 休憩
- - 13:00~15:00: 傾聴の技法
- - 15:00~15:30: 終了証授与
講師紹介
この講座では、多胎支援の専門家による講義が行われます。助産師の青木友希さんは、九州医療センターで17年間勤務した後、出張専門の助産院を開業しました。また、臨床心理士の溝部智子さんは、心療内科での経験を活かし、現在は子どもや保護者へのカウンセリングを行っています。
tatamamaの想い
tatamamaの代表理事である牛島智絵さんは、多胎妊娠から出産、産後の包括的な支援を実現させたいと語ります。サポーターの数を増やすことが、孤独を感じる多胎育児者に手を差し伸べる方法だと信じています。興味のある方は参加を検討してみてはいかがでしょうか?
詳しい情報やお申し込みについては、tatamamaのホームページをご覧ください。
この取り組みを通じ、多胎児を育てるママたちに必要なサポートが届けられることを願っています。皆さまからのご寄付や支援もお待ちしております。