790人のイラストレーターの力作を網羅した『イラストレーションファイル2025』
イラストレーターやアートファンにとって待望の書籍『イラストレーションファイル2025』が、2025年3月31日に発売されます。株式会社玄光社が手掛けるこの年鑑には、合計790人のイラストレーターたちの成果が収められており、出版や広告業界においても信頼のある一冊として知られています。1990年から続くこのシリーズは、特に業界関係者から好評を博し、イラストレーター起用の参考資料として 자리を築いています。
表紙はカシワイさんの描く「2つの世界をつなぐ5人」
『イラストレーションファイル2025』の注目は、表紙を手掛けるカシワイさんの作品です。カシワイさんはイラストレーターであり、漫画家としても活躍しています。今回の表紙では、著名な画家アンリ・マティスの「ダンス」をオマージュし、異なる世界をつなぐ五人の姿を描きました。この作品は、現代社会における「分断」をテーマにし、痛みを理解し合い、つながることの大切さを訴えるメッセージが込められています。
上下巻に分かれた本書は、上巻が416人、下巻が374人のイラストレーターを掲載。読者は、様々なメディアに触れることで「イラストレーション」の多様性を感じることができるでしょう。作品は雑誌や書籍、広告など、実際に世に出た形で掲載されていて、スタッフクレジットももちろん明記されています。
使いやすさを追求した充実の掲載情報
『イラストレーションファイル2025』では、各イラストレーターの略歴や連絡先も記載されているため、依頼を考えている方々にとっても大変便利な内容となっています。また巻末には「AD INDEX」という目次も掲載されており、アートディレクターやデザイナーを簡単に検索できる工夫もされています。これは、クリエイティブなコラボレーションや仕事の依頼をサポートする役立つ要素です。
未来のイラストレーターたちに向けた新しいスタート
この年鑑は、イラストレーターの活動を紹介するだけでなく、新たな出会いを提供する役割を果たします。クリエイティブな才能に触れることで、これからの時代に求められるアプローチや表現方法を学ぶ機会にもなるでしょう。アートを生業とする方々にとって、刺激的なインスピレーションの源となることを期待しています。
『イラストレーションファイル2025』は、イラストレーションの可能性を広げ、膨大な情報と魅力を持つ一冊です。興味ある方は、ぜひ手に取ってみてください。