地域の未来を支える森づくり人材育成プログラム「森プロ」が始動

森を愛し、その未来を築く「森プロ」

近年、私たちの生活環境を支える林業は様々な課題に直面しており、その中でも特に人手不足が深刻です。この背景には、高齢化に伴う労働力の減少があります。また、これにより造林が行われず、再造林放棄地が増加することが懸念されています。カーボンオフセットや生物多様性の保全は、私たちにとって重要な課題であり、持続可能な森林の管理はその要になります。

森プロの開始背景

株式会社GREEN FORESTERSが提供する「森づくりのプロフェッショナル育成プログラム（森プロ）」は、地域の森林管理を担う人材を育成することを目指しています。森林資源の利用がますます重要視される中、私たちは岡山と和歌山での経験を活かして、次世代の地域リーダーを育成しようとしています。

リーダーとなる人材は、地域の山守としてさまざまな業務に従事します。苗づくりや植栽計画、現場設営、さらには森林経営計画作成まで幅広い業務を担当します。特に重要なのは、地域に密着した知識を持った人材の確保です。

プログラムの内容

「森プロ」では、参加者が実務を通じて必要なスキルを習得します。座学での学習は少なく、実際の造林現場での経験を重視します。これは、地域のニーズに応じた適切な知識の吸収を促し、即戦力となる人材の育成を目的としています。

プログラムは支店長候補と班長候補の2つのポジションから成り立っており、支店長は地域の森づくりを総括する役割を担います。一方、班長は現場の責任者として、安全かつ計画的に造林業務を遂行します。彼らの活動は未来の森林保全に大きな影響を与えるでしょう。

参加者の募集

プログラムへの参加は、2020年9月18日から10月31日まで受け付けています。勤務地は和歌山県田辺市および岡山県西粟倉村となります。さらに、参加者の待遇についても詳細があり、日給8,000円で研修が行われる点も魅力的です。興味がある方は、ウェブサイトを通じて情報を確認し、申し込みを行うことができます。

オンライン説明会の開催

参加を希望する方にはオンライン説明会が用意されており、参加者は各自の都合に合わせて参加可能です。これにより、プログラム内容について詳しい情報を得ることができます。また、説明会への参加は必須ではありませんが、参加を通じて具体的な疑問を解消する良い機会になるでしょう。

会社概要

株式会社GREEN FORESTERSは、森林管理を専門とする株式会社百森と造林を専門に手がける株式会社中川が中心となり設立されました。双方が保有する技術とノウハウを駆使し、地域資源の最大限の活用と持続的な雇用創出を目指しています。私たちの活動が、地域の林業の未来を担う一助となれることを願い、日々努力しています。