TRIBUS Investors DayでのEAGLYSの発表
EAGLYS株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:今林広樹)は、株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃)が主催した「TRIBUS Investors Day」において、同社が新たに開発したプロダクトの共創案を発表しました。このイベントは、リコー社の社内起業家プログラムである「TRIBUS(トライバス)」の成果を紹介する場となっており、2025年2月7日に開催されました。
TRIBUSの取り組み
TRIBUSは、リコーグループの社員だけでなく、外部のスタートアップからの応募も受け付けている統合型のアクセラレータープログラムです。6回目となる今年は「未知の世界に冒険する」をテーマに掲げ、社内からは65件、社外からは172件のビジネスアイデアが寄せられました。
今回の発表では、TRIBUSチームから選ばれた5つの社内起業家チームと、EAGLYSを含む9つのスタートアップが、事業の進捗や新サービスの開発状況をプレゼンテーションしました。参加企業は、リコーとの協業の成果についても報告し、来場者が注目する中でさまざまなアイデアが取り上げられました。
EAGLYSの新プロダクト案
EAGLYSの発表には、執行役員でプロダクト ヴァイスプレジデントの阿須間麗が登壇しました。彼女は「プライバシー保護×データ活用技術で働く人に寄り添う新規プロダクトの創出」に関する提案を行い、TRIBUSによる密なディスカッションやリコーの人事部とのヒアリングをもとに、HR領域における新たなソリューション案を示しました。
具体的には、EAGLYSの秘密計算技術を活用し、安全かつ効果的にピープルデータを扱える「EAGLYS Bianca」と、リコーのセンシング技術を組み合わせたプロダクト案の詳細を説明しました。これにより、企業の人事施策や課題への対応が加速することを目指しています。
今後の展望
EAGLYSはTRIBUS 2024に参加することで、市場ニーズをより深く理解できたと評価しています。今後もリコーとの共創を進めることで、HRデータの分析や秘密計算の利活用を充実させていく方針です。これにより、EAGLYS Biancaの開発を加速させ、より多くの企業が直面する人事課題の解決に寄与することを目指しています。
会社概要
EAGLYSは2016年に設立され、データのセキュリティ及び利活用を支援する事業を展開しています。「世の中に眠るデータをつなぐハブとなり、集合知で社会をアップデートする」というビジョンのもと、各業界のAIとデータの活用を促進しています。
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