大賞受賞作『ミクとオレらの秘密基地』がついに登場!
2025年5月20日、真栄田ウメ作、カシワイ絵による新刊『ミクとオレらの秘密基地』が岐阜県を舞台に、田舎町の小学校で展開される心温まる友情の物語として発売されます。この作品は、第19回ジュニア冒険小説大賞を受賞した注目の新作で、選考委員からも高い評価を受けています。
物語のあらすじ
この物語は、ある日突然転校生がやってきたことから始まります。彼女は周囲の誰にも笑顔を見せず、まるで壁を作っているかのよう。しかし、そんな彼女を何とかなだめようと、主人公たち3人が立ち上がります。「彼女を笑わせてみせる!」という軽い気持ちが、結果的に彼らの友情のきっかけとなっていくのです。
「これが冒険なのか?」と、一見思わせることのないこの物語ですが、実は心の通わせ方、その過程自体が紛れもない「冒険」であると、著者は力強く伝えています。子供たちだけでなく、大人にとっても新たな発見がある作品です。
評価される理由
選考委員会は、物語を通じて「普通の子どもたちが織りなすドラマ」に魅了されました。日常の中にも冒険は潜んでおり、それを見つけることで、より深い感動を得られるのです。また、3人のキャラクターが持つそれぞれの個性が生き生きとしており、彼らの成長や関係性の変化が読み手の心を引きつけます。
さらに、公式HPや書店で公開されている内容紹介動画もあり、これを見れば作品への期待感が高まること請け合いです。
作家の想い
著者の真栄田ウメさんは、この大賞を受賞したことに心からの感謝を示し、受賞の一報を受けた時には感極まって涙したと語っています。また、作品を振り返りつつも、より良いものにブラッシュアップしていく意欲を示しており、今後の活動にも期待が寄せられます。
絵を手掛けたカシワイとは
イラストを手掛けたカシワイさんは、主にイラストレーターや漫画家として活動しており、数々の作品に携わっています。『ミクとオレらの秘密基地』では、温かみのあるタッチで、登場人物たちの絆をより一層引き立てています。
おわりに
書籍は全国の書店およびオンラインストアで購入可能です。岩崎書店からの贈り物とも言えるこの作品をぜひ手に取って、3人の友情に心を温めてください。