不正転売を防ぐ!
2019-06-14 10:01:12
新たな電子チケットシステム「LIVE QR」が不正転売を強化
新たに登場した「LIVE QR」と不正転売対策
チケットの不正転売が問題視される中、ticket boardが新たに開発した電子チケットアプリ「LIVE QR」が、その強力な機能で注目を集めています。2023年6月14日から提供が開始されたこのアプリは、不正転売禁止法の施行にともない、チケットの安全な取引を実現するために設計されました。
不正転売防止機能の多様性
「LIVE QR」は、チケットの購入時に同行者を指定することや、公演直前に座席情報を通知する機能を既に備えていましたが、さらに新しい対策を導入しています。具体的には、不正転売の「牽制」「抑止」「検知」を担う機能を新たに追加しました。
切り替わるQRコードによる認証
アプリの最大の特長は、QRコードが一定時間ごとに変わり続けることです。これにより、事前にキャプチャされたQRコードを利用した不正入場を防ぎます。最新のQRコードしか通用しない仕組みとなっており、これらのQRコードは暗号化も施されているため、偽造が難しくなっています。特に、QRコードは円を描くように周回して表示されるため、通常のキャプチャ行為が実質的に制限されるのです。
顔写真の登録機能
「LIVE QR」では、顔写真の登録が可能である点も注目です。これまでは、身分証明書を持参し、個別にチェックを行う必要がありましたが、アプリ内であらかじめ顔写真を登録することで、当日の本人確認がスムーズになります。この顔認証は、特に本人確認が求められる公演で大変有効です。顔写真の登録は必須ではありませんが、不正転売を抑える効果が望めます。
ネットワーク障害への対策
昨年のネットワーク障害を教訓とし、このアプリではリスク軽減のために「公演前日にQRコードのダウンロードを促すメール」が送信されます。このインテリジェントな対応により、QRコードを事前に表示しておけば、当日オフラインでも入場が可能になります。
ticket boardとは
ticket boardは、音楽やスポーツ、映画などのイベントチケットをスマートフォンで購入し、管理できるサービスです。これまでも数多くの大規模なイベントで利用され、累計800万人以上の会員を誇るサービスへと成長しました。 2010年の創業以来、電子チケット市場をリードし、多くの人気アーティストのチケットを取り扱っています。
特に、EXILEやMr.Children、TWICEなど、国内外の著名なアーティストの公演においても広く利用されており、ITを駆使したチケット販売の先駆者としても認知されています。
まとめ
ticket boardの「LIVE QR」は、電子チケットサービスの新たなスタンダードを築く存在といえるでしょう。その革新的な機能は、利用者に安全で安心なイベント参加を提供します。これによってチケット不正転売の抑制が期待され、エンターテインメントの楽しさがさらに広がっていくことでしょう。
詳細は公式サイトやアプリのご利用ガイドをご確認ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社ボードウォーク
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- 東京都渋谷区渋谷3丁目27-11祐真ビル本館4階
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