東京山九フェニックス、全国女子ラグビー大会で歴史的勝利
2025年2月2日、東京の秩父宮ラグビー場で開催された「第11回全国女子ラグビーフットボール選手権大会」で、女子ラグビーチーム「東京山九フェニックス」が見事に優勝した。この勝利は、彼女たちにとって史上初の3年連続制覇を果たす歴史的な瞬間となった。
優勝の舞台裏
優勝に至るまでの道のりは簡単ではなかった。今回の決勝戦では、関西大会第1位のチーム「PEARLS」と対戦。東京山九フェニックスは、前半に10点を取り、後半には3点追加することで、最終的に13点を獲得。対するPEARLSは後半に5点を獲得するも、結果的には追いつけず、東京山九フェニックスの勝利が決まった。
OSPグループとのパートナーシップ
この成功は、東京山九フェニックスが安定したサポートを受けていることにも感謝している。OSPグループは2014年から彼女たちのパートナーとして活動しており、スポンサー料の提供や試合時のステッカー配布などで支援を行っている。また、これに加えて「OSP CUP」を開催し、地域のクラブチームや学校の練習試合の機会を設けている。
選手たちの努力と抱負
優勝直後、選手たちはそれぞれの声を寄せた。フッカーの小鍜治歩選手は、「決勝戦では難しい局面もありましたが、チームの意思を一つにして臨めた結果、勝利を収めることができました」とコメントした。
妹尾安南選手も同様に、「試合の中でベストを尽くすことができたのが3連覇の要因です。これからもサポートしてくださる皆さんと共に、さらなる高みを目指します」と力強く語った。
また、尾崎夏鈴選手は、「残念ながら自分は怪我の影響で同大会には出場できませんでしたが、次のシーズンには4連覇を目指して頑張ります」と前向きな姿勢を見せている。
OSPグループのスポーツ振興活動
OSPグループはスポーツ振興に積極的に関わっており、女子ラグビー以外にも男子プロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」や、ホッケーの支援も行っている。会社全体として、健康な心と体を育成しながら、社会に貢献するという理念を持っている。
このような活動を通じて、OSPグループでは従業員がスポーツに関心を持つきっかけを提供し、職場でのコミュニケーションを促進することを目指している。
東京山九フェニックスラグビークラブは、これからも女子ラグビー界を牽引する存在として、さらなる成長と発展が期待される。彼女たちの挑戦はまだまだ続く。次のシーズンも、鮮やかなプレーでファンを魅了し続けてくれることだろう。