ダイナースクラブとトラストバンクが共同でふるさと納税プロジェクトをスタート
三井住友トラストクラブ株式会社と株式会社トラストバンクが手を組み、特設サイト「ダイナースクラブ×ふるさとチョイス ふるさと納税」を2025年12月1日(月)に公開することが発表されました。このサイトでは、全国の自治体から厳選したお礼の品を紹介し、ダイナースクラブ会員向けに特別な体験を提案します。地元の特産品やアート、いわゆる「逸品」を中心に、地域の魅力を掘り下げたコンテンツが展開される予定です。
プロジェクトの背景
ダイナースクラブは、その創業以来、特別な体験を通じて会員の生活を豊かにすることを目指してきました。2024年度からは「ふるさと ときめき プロジェクト」を始め、各地域の独自の魅力を引き出しながら、地域社会と連携した取り組みを強化していく方針です。これに対し、トラストバンクは全国1,700自治体と連携してふるさと納税を支援し、持続可能な地域づくりに貢献。今回のコラボレーションは、それぞれの企業が持つ理念を融合させ、ふるさと納税の利便性を高める新たなステップとなります。
サイトの特徴
新しい特設サイトでは、テーマ別にさまざまなお礼の品を掲載し、特に高額な寄付に対して目利き力を活かした希少なアイテムを厳選。初回では、職人による一点物の家具や、地域の貴重な素材を利用したジュエリーなど、特別な商品がラインナップされます。これにより、ふるさと納税の本来の意義である「故郷への恩返し」を実現しつつ、寄付者にとっても魅力的な体験を提供することを目指します。
サイトで紹介される逸品の例
山形県東村山郡山辺町の山形緞通じゅうたん購入引換券。
- 寄付金額: 350,000〜115,500,000円
山梨県甲府市のアーガイル産ピンクダイヤモンドネックレス。
- 寄付金額: 8,800,000円
広島県尾道市のguntû(ガンツウ)利用券300,000円分。
- 寄付金額: 1,000,000円
兵庫県朝来市の平山牛舗厳選「神戸牛」定期便。
- 寄付金額: 180,000円
今後の展望
ダイナースクラブとトラストバンクの協業により、地域の魅力を伝える新しい形のふるさと納税が展開されることが期待されています。今後はダイナースクラブ会員のニーズに応じた特別な提案や、地域特徴を活かしたオリジナルのお礼の品の開発など、多様な施策が予定されています。これにより、寄付者と地域のつながりを深めるとともに、地域経済の活性化にも寄与することを狙っています。
特設サイトは以下のURLからアクセスできます:
ダイナースクラブ×ふるさとチョイス ふるさと納税
この新たな取り組みが、地域と寄付者双方にどのような影響を与えるか、今後の動向に注目です。