パイオニアが「ジオ展2025」に出展し新サービスを発表

パイオニアが「ジオ展2025」に出展

2025年7月2日（水）、東京都の大手町三井ホールにて開催される『ジオ展2025』に、パイオニアが出展します。この展示会では、地図や位置情報に関する最新の企業やサービスが集結し、全体での新しいトレンドや技術革新が紹介されます。

パイオニアブースでは、同社が開発した独自のモビリティAIプラットフォームを駆使した「Piomatix LBS API/SDK」や、スマートフォンに特化したカーナビアプリ「COCCHiホワイトレーベル」を紹介予定です。これにより、モビリティ関連ビジネスのサービス開発をサポートする新しい可能性を示すことが期待されています。

出展内容

Piomatix LBS API

「Piomatix LBS API」は、交通渋滞情報や道路勾配といった多様な条件を考慮し、高精度なルート探索を行う機能を搭載しています。このサービスには、EVのバッテリー残量や充電スポットへの立寄り時間を算出可能な「EVルート探索API」、CO₂排出量をシミュレーションする「カーボンニュートラルAPI」が含まれており、業務の効率化や環境への配慮を促進します。

Piomatix LBS SDK

また、「Piomatix LBS SDK」では、パイオニアが長年培ってきたカーナビの技術を活用し、スマートフォンからのプローブデータを収集する仕組みを提供します。このSDKを利用することで、VICS（道路交通情報通信システム）や独自に収集したデータを用いた高精度な到着時間の予測が可能になります。特に、ラストワンマイル配送の最適化が期待されます。

COCCHiホワイトレーベル

さらに、パイオニアの自社製カーナビアプリ「COCCHi」を、各企業のブランド名で提供する「COCCHiホワイトレーベル」サービスも展示します。このカーナビアプリは、運転中に生じる困難やトラブルをサポートし、高精度なナビゲーションを提供。さらに、常に最新の地図情報と機能が云々されるクラウド型サービスであり、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。