異業種参入が進むペット市場、インターペット2025が東京で開催決定

警鐘を鳴らせ異業種参入、ペット市場の未来

2025年4月3日から6日まで、東京ビッグサイトで開催される第14回「インターペット～人とペットの豊かな暮らしフェア～」が、今年も非常に注目を集めています。過去最大の規模となる8つのホールに、国内外から950社以上が集まり、ペットと共に生きる新たな生活提案が発信される予定です。特に今年は異業種の参加が目立っており、アマゾンジャパンやエイベックス・ライヴ・クリエイティヴ、サンゲツ、バンダイナムコテクニカなど大手企業が新たに出展します。この流れは、ペット業界の進化と変化を象徴するものと言えるでしょう。

ペット市場の成長と新たな挑戦

矢野経済研究所の報告によれば、2023年度のペット関連市場は前年比4.5％増の1兆8,629億円と、成長が続いています。これに伴い、「インターペット」も多種多様な商品やサービスが登場する場となっています。ペットフードに留まらず、インテリアやファッション、ヘルスケア関連の製品が続々と展開されており、ペットとの生活を豊かにする新しいアイデアが生まれています。

さらに、2025年は新たに「ペットテック」と「ペット防災」のゾーンが設けられる予定で、これにより、未来を見据えたペットとの生活提案や防災対策に関するセッションも行われます。

既に17カ国・地域からの出展が予定されており、カナダや韓国、中国、香港などのパビリオンも加わります。これにより、国際的な視野からペット市場の趨勢を捉える機会が広がります。主催者によれば、来場者数は85,000人を見込んでいます。

ビジネスプログラムとイベント

「インターペット」では、ビジネスフォーラムや様々なステージプログラムも同時開催され、専門的な知識や最新のトレンドが共有されます。特に際立っているのが「インターペットアワード」であり、モデルであり歌手、女優でもある土屋アンナさんと動物防災の専門家である平井潤子氏が受賞者に選ばれました。このように、ペットと暮らす人々のライフスタイルを実現する尊敬される公人が評価されることは、業界のモチベーション向上につながります。

また、「ハッピーグルーミングコンテスト」や「マナーアップ！まめきちまめこと始めるペットマナー」などのイベントも注目されており、ブロガー兼漫画家のまめきちまめこさんがゲスト参演します。これらはペットとの豊かな生活を実現するための貴重な情報源となり、参加者同士の交流の場ともなります。