オムロンとラルーンが体重・体脂肪率のデータ連携を開始

オムロンとラルーン、体重・体脂肪率のデータ連携を開始

オムロンヘルスケア株式会社（京都府向日市）は、2025年9月1日より、同社の健康管理アプリ「OMRON connect」（以下、オムロンコネクト）と、株式会社メドレーが提供する生理予測・体調管理アプリ「ラルーン」とのデータ連携を開始しました。この連携により、オムロンの通信機能付き体重体組成計で測定された体重と体脂肪率が、自動的にラルーンに記録されます。これにより、ユーザーは手動でデータを入力する手間が省け、最新の健康情報を常に確認できるようになります。

健康管理がさらに手軽に

oムロンコネクトとラルーンの連携により、基礎体温、体重、体脂肪率を統合的に管理することが可能になります。生理周期に合わせた体重の変化を把握しやすく、無理のないダイエットや健康維持に役立ちます。特に、ホルモンの影響による体重の変動を理解しやすくなります。

ラルーンの機能充実

ラルーンは、2011年にリリースされ、現在は約900万人に利用されています。生理日や排卵日、基礎体温に加え、体重や体脂肪率の管理機能も追加され、妊活情報も取り入れています。ユーザーは、自分の身体の状態をより詳しく把握し、健康管理を行うことができます。これまでは基礎体温データのみの連携でしたが、今回のアップデートにより、より包括的なデータ管理が実現しました。

女性の健康をサポートする取り組み

オムロンは2009年より、女性の健康管理を支援するプロジェクトを開始し、様々な商品や情報提供に努めてきました。特に、働く女性や女性アスリート向けの測定機器やセミナーを通じ、自分自身でケアできる環境を支えています。今後も簡単に利用できる機器とサービスを展開し、女性が健康で美しい生活を送れるよう努める方針です。

専門家のコメント

ラルーンの監修医である西田りり子先生は、「ホルモンの影響を受ける女性の体は日々変化します。体重や体脂肪率を記録することで、自分の体調のリズムを理解する手助けとなるでしょう」と述べています。専門家の視点からも、日常的な記録が健康管理においてどれほど重要かが語られ、女性にとっての健康維持の重要性が再確認されました。