川西市のいちじく
2024-08-14 14:43:27

兵庫県川西市で新たな旬を迎える「朝採り・完熟」いちじく

新鮮な味を届ける川西市のいちじく



兵庫県川西市で、特産品として愛される「朝採り・完熟」いちじくの収穫が始まりました。市内の農家は、早朝から活発に収穫作業を行い、新鮮な果実を消費者へ届ける準備を整えています。このいちじくは、その特異な甘さと食感で多くの人々に愛されています。

川西市はいちじくの生産地として知られ、県内での収穫量は第2位を誇ります。この地域特有の温暖な気候と、隣接する大阪や神戸といった大都市の近さが相まって、農業が盛んに行われています。収穫されるいちじくは約12ヘクタールの広大な畑で作られ、四季の郷や川西南部直売所などで販売されています。特に、京阪神エリアでは年間約400トンのいちじくが出荷されており、その人気の高さを物語っています。

いちじくの品種は「桝井ドーフィン」で、特に川西のものは、収穫が早朝に行われるため、他地域の果実と比べて新鮮さが際立ちます。これが「朝採り・完熟」と呼ばれる由縁で、手間暇をかけて育てられた特選のいちじくです。果実は、朝日が昇る前から丁寧に収穫され、出荷までの過程が素早く行われます。新鮮さが求められるため、収穫されたその日には店頭に並ぶことができます。

特に注目すべきは、川西市加茂6丁目でいちじくを栽培している山田幹雄さん(51歳)の農場です。山田さんの畑には約100本のいちじくの木が植えられ、香り高い甘いフルーツが実を結んでいます。彼は家族と共に、早朝4時から収穫作業を始め、各自が役割を持ちながら連携を図って活動しています。収穫のピーク時には午前2時からの作業も行っており、その間に果実を丁寧に摘み取ることで品質を確保しています。

「今年は高温と日照時間が多く、良い条件のもとで育ちました。そのため、色づきが良くて甘さも際立っています。完熟のいちじくを早朝に採る川西のものは格別の味です」と山田さんは誇らしげに語っています。川西のいちじくは、他の地域のものと比較しても格段に美味しさが際立つため、多くの人々に是非味わっていただきたいものです。

また、特産物イベントも予定されており、8月16日にはアステ川西ぴぃぷぅ広場でいちじくの即売会が開催されます。午前8時から整理券が配布され、約900箱が用意される予定ですので、早めの来場をおすすめします。いちじくの魅力を存分に楽しめる機会となるでしょう。

川西市の「朝採り・完熟」いちじくは、この季節だけの特別な味わいです。健康的な食生活の一環として、また贈り物としても最適なフルーツですので、ぜひ店頭で手に取ってみてください。


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会社情報

会社名
川西市
住所
川西市中央町12-1
電話番号
072-740-1111

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