新型コロナウイルス影響下での従業員支援策を発表した株式会社キージェント

新型コロナウイルス感染症影響下の従業員支援策

株式会社キージェントは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた従業員への支援策として、100％の給与保障と一律5万円の特別手当を支給することを決定しました。この助成金は、原則リモートワークによる在宅勤務を行っている従業員に対するものであり、自宅待機を余儀なくされた従業員の生活維持を図るものです。

支援の背景

国内外で広がる新型コロナウイルスの影響により、多くの企業が営業活動を制限されており、キージェントも例外ではありません。特に営業職の従業員は、顧客との直接的な接触が不可欠なため、業務が大幅に制限されています。その結果として、手取り給与の減少やインセンティブ報酬の減少が顕著になり、想定外の支出も増加しています。

これに対し、キージェントでは即座に対応策を講じることが求められました。経営陣は、従業員の生活を最優先に考え、まずは4月と5月の勤務に基づく全額休業保障を導入することにしました。さらに、特別手当を全ての自宅待機中の従業員に支給します。

支給内容の詳細

支給内容は、以下の通りです。
1. 休業保障：4月と5月における全額給与保障。
2. 特別手当：一律5万円を支給。

対象となるのは、本社勤務を除く自宅待機者で、3月末までに入社し支給時に在籍しているすべての従業員です。この支給は6月中に行われ、情勢に応じて今後の対応も柔軟に見直す方針です。

委託社員と協力会社への配慮

企業の業務を支える委託社員や協力会社の方々にも焦点が当てられています。キージェントでは、これらの従業員に対しても4月と5月の休業日数に応じた補償を行います。具体的には、1日あたり1.2万円以上の補償と持越しインセンティブ、さらに別業務の委託も予定しています。

今後の方針

キージェントは、業務が減少している中でも生活に困窮する従業員を守るため、役員の賞与受取辞退といった財源の見直しを行うなど、経営資源の有効活用を目指しています。また、雇用調整助成金を含む公的支援制度を積極的に活用し、安心して働ける職場環境の構築を目指しています。

新型コロナウイルスの影響が続く中で、今後も臨機応変に対応しつつ、従業員を第一に考えた経営を推進していくことを誓います。