心の音色を未来に残す「NEIRO-AUDIO」新サービスの魅力とは

岡山県岡山市に本社を構える喜多商事株式会社は、40年以上にわたりピアノ運送の専門家として、様々なサービスを展開してきました。今回は新たに登場した「NEIRO-AUDIO」について、その魅力を深掘りしてみましょう。このサービスは、思い出の詰まったピアノを“音”としても残し、未来へつなげることを目指しています。

作り変えの背景とニーズ

ピアノは単なる楽器ではなく、家族の歴史や思い出を語る存在です。多くの人が子供の成長とともにピアノの音色を楽しみ、その思い出とともに生きてきました。しかし、生活環境の変化や高齢化により、ピアノを手放す選択を余儀なくされる方も増えています。このような状況を受け、喜多商事は「こころのNEIRO-BACO（音色箱）」というサービスを展開し、手放す際の精神的負担を軽減しようと努力しています。

NEIRO-AUDIOの新たな提案

「NEIRO-AUDIO」は、この「こころのNEIRO-BACO」に音楽の要素を追加し、ピアノの音色を音源として提供する画期的なサービスです。具体的には、引き取られたピアノを使って、プロのピアニストが演奏・収録を行い、その音データをスマートフォンで楽しめるようにします。その際、ピアノの部材から作られた木製スマートフォンスタンドも一緒にお届けするため、物理的な想い出と音の両方を手元に残すことができるのです。

明確な選択肢

「NEIRO-AUDIO」では、顧客自身の感情に最も合った曲を選ぶことが可能です。岡山のピアニストによって作られた楽曲から、個別に選択できるため、感謝や思い出に合ったメッセージ性のある音楽を手に入れることができます。これにより、ピアノを手放す時の心情に寄り添った形で、前向きに別れを迎えることができます。

サステナブルな未来へ

喜多商事では、ピアノの廃材を利用し、教育や他の製品へも活用する取り組みを行っています。これにより、思い出の詰まったピアノがただ処分されるだけでなく、持続可能な方法で次の世代に受け継がれるのです。また、地域のピアニストの支援にも寄与し、経済回して地域全体を活性化させる一石二鳥のサービスです。

まとめ

「NEIRO-AUDIO」は、ただのピアノの音を残すだけでなく、その背後にはたくさんの物語や思い出があります。運送業界で40年以上の経験を持つ喜多商事が提供するこのサービスは、心の支えとなる大切なピアノとの別れを、新たな形で生き続けることを可能にしています。これから手放そうとしている方は、ぜひ「NEIRO-AUDIO」によって、思い出の音色を未来へとつなげてみてはいかがでしょうか。