アイエスエフネットジョイ、就労選択支援の研修を全国で実施し対応強化へ

アイエスエフネットジョイ、就労選択支援の研修を実施

株式会社アイエスエフネットジョイ（本社：東京都新宿区）は、2025年10月から施行される「就労選択支援」に向けた研修を6月26日に全国の担当者を対象に行いました。この研修は、利用者個々の特性や希望に基づき、より適切な職業選択を支援することを目的としています。

MWSを通じた職業アセスメントの強化

研修では、客観的で標準化された職業アセスメント手法「MWS」についての活用方法が中心に取り扱われました。この手法は、実務作業や事務作業を通じて障がい者の作業能力や状況を理解し、補助手段を見つける支援にも役立ちます。

蒼色の会場には、就労移行支援事業所での指導経験を有する講師が登場し、10名の担当者が参加しました。研修は二部構成で行われ、第一部ではMWSの概要や訓練項目、利用者との面談、訓練方法についての実例が紹介され、参加者の理解を深めました。

実践的な学びを通じたスキル向上

第二部では、参加者が利用者役と検査員役に分かれてロールプレイを行うことで、評価者としての視点や手順を実際に体験する機会となりました。これにより、参加者はより実践的かつ高い学びを得ることができ、自信を持って支援業務に臨むことが可能となりました。

研修の重要性と背景

「就労選択支援」は、障がい者が自身の適性に基づいて就業先を選べるよう支援する新しい福祉サービスです。制度化にあたり、客観的な業務適性評価を重要な要素としており、評価体制の整備が求められています。

アイエスエフネットジョイはこの制度開始に先立ち、MWSの導入を進めることで、より高品質なサービス提供を実現することを目指しています。また、MWSの活用は就労移行支援だけでなく、リワークプログラムや特別支援学校からの実習受け入れなど、さまざまな支援シーンでも重要視されています。

今後の積極的な広報活動

アイエスエフネットジョイは、7月より就労選択支援の取り組み方針を関係機関や特別支援学校と連携のもと、順次発信していく計画です。制度の目的や評価手法の重要性を丁寧に説明し、より多くの人々に制度の意味を理解してもらい、実際の利用につなげていくことを目指しています。また、MWSを通じて、支援の一貫性を保ちつつ、利用者一人ひとりが納得感を持って進路選択できる環境づくりを進めてまいります。

アイエスエフネットジョイについて

アイエスエフネットジョイは、障がい者の就労を支援する事業を展開しています。利用者に対しては、必要な実践的な訓練やスキルアップの支援を行い、企業には法定雇用率の達成に向けたサービスを提供しています。働きたいと望む方々が実現できるよう、環境整備とサービス拡充に努めています。

詳細については、アイエスエフネットジョイの公式サイトをご覧ください。