AIを駆使した新世代会計ソフト「ALL UP」
メタアルケミスト株式会社は、新しい会計ソフト「ALL UP」のベータテストを開始しました。この製品は、AI OCR技術を使用して、画像やPDF形式の経理関連資料を迅速に読み取り、自動で仕訳データを出力する機能を搭載しています。現在、会計事務所や事業者を対象に無料モニターを募集中です。
「ALL UP」の特徴
「ALL UP」は特に以下の機能に注力しています。
レシートや請求書、クレジットカードの明細、通帳明細など、多様な資料からスピーディーに仕訳データを作成します。これにより、煩雑な経理業務を大幅に効率化できます。
他の会計ソフト(マネーフォワード、freee、弥生)とのデータ連携が可能で、既存の仕訳の取り込みもスムーズに行えます。
組織や部門に応じた管理ができ、顧客ごとの設定を簡単に行えるため、非常に使い勝手の良い設計です。
特定のフォルダと連携することで、ファイル名の自動整理やデータ化を行い、手間いらずの処理が実現します。
契約条件を要約したデータ化や、名刺情報の整理が可能で、ビジネスに役立つ管理表として出力されます。
開発背景と展望
多くの中小企業や個人事業主にとって、経理業務は依然として重い負担です。紙やPDFの資料が次々と発生する中、労力をかけて入力作業を進めなければなりません。そこで、「ALL UP」はAIを利用してこの問題を解決することを目指しました。このソフトは、煩わしい業務を「誰でも簡単」にすることに重点を置いて設計されています。
さらに、メタアルケミストはGoogle Cloud Partnerであり、自社プロダクトとしてHLが開発されました。開発は、税理士との協力のもと、効率的で低コストに実施されました。
ベータテストの詳細
このベータテストは2025年12月31日まで実施され、参加費は無料。興味をお持ちの事業者は、同社の公式ウェブサイトからお問い合わせください。ただし、同業他社の応募に関してはお断りする可能性があります。
まとめ
今後も「ALL UP」は、経理業務の効率化を進め、多くのビジネスシーンで活用されることを目指します。年額基本料金6,000円(税抜)に加え、資料1枚あたり2円というリーズナブルな料金体系での提供が予定されています。この機会にぜひ参加し、新しい会計ソフトの利便性を体感してみてください。