先進的な濁水処理装置のレンタル開始で工事現場の安全性向上へ

総合建設機械のレンタルを手がける株式会社アクティオが、2024年8月29日から新たに「遠隔監視システム搭載濁水処理装置」のレンタルサービスを開始することを発表しました。この新しい装置は、工事現場で発生する工業用排水を適切に処理するための革新的なソリューションです。

濁水処理は、工事現場で発生する泥を含んだ排水を浄化し、通常の生活排水として流せるようにする重要な作業です。従来の濁水処理装置は定置式で、異常が発生した場合には素早く対応できない課題がありました。しかし、「遠隔監視システム搭載濁水処理装置」は、IoT技術を活用してこれを解決します。

この装置では、薬品の残量、pH値、濁度、流量といった重要なデータをクラウド上で一括管理できるため、遠隔地からでも装置の状態が確認でき、異常時にはメールなどで即座に担当者に通知されます。この機能により、事前に問題を認識し、迅速な対応が可能となり、工事現場の安全性と生産性を大いに向上させることが期待されます。

また、元々は目視で行っていたデータ確認の手間も軽減され、効率的な運用が実現します。これにより、作業員の負担も軽くなり、現場の管理が一層スムーズになることが見込まれます。

アクティオは、「レンサルティング」のノウハウを活用し、今後も生産性を向上させる新たな製品やサービスの提供を目指しています。今回の濁水処理装置の特徴を生かし、業界全体の発展に貢献することが期待されます。

この新しい装置は、2024年9月11日から13日まで開催される「第4回建設DX展大阪」に出展される予定です。業界関係者にとっては、新技術に触れる貴重な機会となるでしょう。

アクティオの新たな取り組みに興味がある方や、この商品の詳細に関するお問い合わせは、株式会社アクティオエンジニアリング事業部土木部（電話：03-6666-2476）までどうぞ。今後の展開が楽しみな一手です。