松山市とハッチ・ワークの災害協定
2026年1月22日、株式会社ハッチ・ワークと松山市が「災害時における月極駐車場の利活用に関する協定」を締結しました。本協定は、災害が発生した際に月極駐車場の空き区画を利用し、地域の災害支援活動を行う「災害ステーション」の創設に向けたものです。
この取り組みは、特に地震や近年多発している土砂災害、豪雨に備えるために設計されています。これにより、地域の防災力を高めることを目指しています。また、神戸市に続く四国地方における初の事例として注目されています。
災害時における駐車スペースの不足
災害の際、避難者や自治体職員、ボランティアの受け入れに必要な駐車スペースが不足することが大きな問題とされています。一方、平時には利用されていない月極駐車場の空き区画が存在します。そこで、「災害ステーション」としてこれらの駐車場を活用し、必要な区画を迅速に確保する仕組みが求められました。
ハッチ・ワークは、月極駐車場のオンライン管理支援サービス「アットパーキングクラウド」を用いて、協力を得た不動産管理会社と連携し、災害時に駐車場の利用状況を効率的に把握します。この仕組みを通じて、平時の管理業務に負担を与えることなく、必要な時のみ「社会インフラ」として機能させることが可能です。
協定の内容と特徴
本協定では、ハッチ・ワークは松山市からの要請があった場合に、市内で1万台を超える「アットパーキングクラウド」を導入している月極駐車場の管理会社と連携することが約束されています。これにより、あらかじめ同意を得た駐車場では空き区画の募集停止や契約者への協力要請を行って、駐車可能な区画を確保します。利用開始からの30日間は、ハッチ・ワークが費用を負担し、松山市に無償で提供することも特徴です。
全国展開の可能性
この協定は2025年に神戸市で開始された取組の第2弾として位置づけられています。神戸市では、災害時に官民が協力し合う仕組みが既に構築されており、松山市でも同様の枠組みが適用されることで、特定の都市条件に依存せずに再現可能なモデルとして期待されています。
ハッチ・ワークは、今後も神戸市での学びをもとに、全国の他の自治体との提案を進めていく意向です。松山市との協力を通じて、地域の不動産管理会社や企業との連携を深めながら、さらに広がりを見せる「災害ステーション」を作り上げていくでしょう。
持続可能なまちづくりを目指して
最後に、ハッチ・ワークは月極駐車場を単なる駐車スペースとしてではなく、平時と非常時の架け橋となる地域インフラとして再定義し、持続可能で安全なまちづくりに貢献することを目指しています。
株式会社ハッチ・ワークについて
ハッチ・ワークは、月極駐車場のDXを推進する不動産テック企業であり、全国での導入実績とユーザー数が急増。今後も新たな価値の創造を目指して、様々なサービスを展開していきます。公式サイトとして、
アットパーキングや、
アットパーキングクラウドを運営しています。