「障がいのある人の外出」をテーマにしたシンポジウム開催！誰もが自由に外出できる社会へ

障がいのある人の「外出したい」を実現するシンポジウム開催！

2024年7月20日（土）、新宿区立新宿NPO協働推進センターにて、障がいのある人の「外出したい」を実現するシンポジウムが開催されます。このシンポジウムは、社会課題解決に取り組むNPOの活動を紹介し、多くの人々に現状を共有することを目的としています。

誰もが自由に外出できる社会を目指して

障がいのある人も、ない人も同じように、自由に外出する権利を持っています。しかし、現実には、安全確保や周りの方の配慮から、障がいのある人が外出をためらってしまうケースが多く見られます。

本シンポジウムでは、「自由な外出」をテーマに、本当のバリアフリー社会とは何かを参加者全員で考えていきます。

多様な活動事例から学ぶ！

シンポジウムでは、以下の4つのNPOによる活動事例が紹介されます。

1. NPO法人日本ブラインドサッカー協会
- 視覚障がい者と健常者が共に過ごす社会の実現を目指し、2002年から様々な事業を展開しています。
- ガイドヘルパーによる同行援護サービスや、ガイドヘルパー養成研修について紹介されます。

2. NPO法人リーブ・ウイズ・ドリーム
- 「歩きやすいまちって何だろう？」をテーマに、バリアフリーに関する調査や地図作成など、住みやすいまちづくりに取り組んでいます。

3. NPO法人新宿区ウオーキング協会
- 年間40回以上のウオーキングイベントを開催し、誰もが楽しく健康的に歩ける活動を行っています。
- 科学的根拠に基づいた「エキセントリック体操」も定期的に開催しています。

4. 合同会社Chupki シネマ・チュプキ・タバタ
- 目や耳の不自由な方にも映画を楽しめるよう、ユニバーサルな環境を整えた映画館を運営しています。
- 車椅子の方や小さなお子様連れの家族も安心して映画鑑賞を楽しめる空間を提供しています。

さらに、視覚障がい者用の歩行ナビゲーションシステム「シカイ」の紹介と実演も行われます。「シカイ」は、点字ブロックに貼られたQRコードをスマホで読み取ることで、進行方向を音声で案内するシステムです。