新マーケティング事業の発表
2016-06-24 14:45:05

新たなマーケティング支援事業「コミュラボ」の始動 - クオン株式会社の新たな挑戦

新たなマーケティング支援事業「コミュラボ」の始動



2016年6月23日、クオン株式会社は恵比寿ガーデンホールで「QON DAY 2016」を開催し、新しいマーケティング支援事業「コミュラボ」の発表を行いました。これにより消費者コミュニティの活用が進むことで、企業と顧客との関係性がより強化されることが期待されています。

消費者コミュニティとは


クオンが提唱する消費者コミュニティとは、企業のウェブサイトやソーシャルメディアを活用し、消費者と企業が安全かつ計画的にコミュニケーションをとる手法のことです。近年、インターネット利用者数が1億人を超え、ソーシャルメディア利用者も6,000万人を突破しているため、その影響力はますます強まっています。

新たな一歩を踏み出したクオン株式会社


「QON DAY 2016」では、創業20周年を迎えたクオン株式会社の代表取締役、武田隆氏が社名変更と新たなサービスの開始を発表しました。「Quality Of Network(QON)」を提供することにより、企業がマーケティング戦略を進化させることを目指しています。この日、754名が来場し、消費者コミュニティの重要性を再認識する機会ともなりました。

成果の事例紹介


さまざまな企業からの実際の活用事例も報告され、参加者はマーケティング戦略の新たな方向性に驚きを隠せませんでした。資生堂ジャパン株式会社の岡田美樹氏は、自社ECサイト「ワタシプラス」の年間購入金額が消費者コミュニティの導入により、平均9%上昇したことを報告しました。この結果は、消費者と企業、さらには消費者同士の対話が促進されることで、商品の購入意欲が高まったことを示しています。

また、ヒューマンホールディングス株式会社の佐々木幹氏は、コミュニティを通じて受講生が互いに学び合うことで、講座の申込が増加した例を紹介し、クレハの山田文彦氏も、消費者コミュニティの取組みがロイヤルティの向上につながっていることを強調しました。

新事業「コミュラボ」の全貌


「コミュラボ」と名付けられたこの新事業は、消費者コミュニティのプランニング、運営、データ分析を通じて、企業と消費者との双方にとって有意義な関係を築くことを目的としております。具体的には、広告との相乗効果を狙い、企業のマーケティング戦略に新たな価値を創出することを目指します。

ライオン株式会社の小和田みどり氏は、すでに38,000人以上のファンが参加するコミュニティの事例を紹介し、消費者市場における新たなコミュニケーションの方法としてコミュニティの力を強調しました。彼女は、消費者が生の声を伝えることで、商品の良さを広める重要性を強調し、今後も新しいマーケティング手法の生成に期待を寄せています。

未来のマーケティングに期待


クオン株式会社が新たに打ち出した「コミュラボ」は、企業の課題解決を通じて、消費者の声をさらに活用するためのソリューションとして、今後の展開が非常に楽しみです。データを駆使したプランニングが進むことで、マーケティング戦略はますます進化し、企業と消費者との関係がより強固なものへと変わるでしょう。

20周年を迎え、さらなる挑戦を続けるクオン株式会社に、今後も大いに期待が寄せられています。

会社情報

会社名
クオン株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5-11-11001
電話番号
03-5733-0023

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