高校生の自立をサポート！賃貸住宅情報サイト「CHINTAI」が制作したお部屋探し＆一人暮らしガイドが話題に

賃貸住宅情報サイトのリーディングカンパニーである株式会社CHINTAIは、高校生の自立をサポートするため、『高校生のためのお部屋探し＆一人暮らしガイド』を制作しました。このガイドは、情報誌CHINTAIを教材化し、高校の家庭科授業で活用できる副教材として提供されます。

近年、高校卒業後に進学や就職で一人暮らしを始める人が増える一方で、高校生が賃貸借契約や引越しについて学ぶ機会は限られています。CHINTAIは、高校生のスムーズな一人暮らしスタートを支援するため、賃貸借契約の基礎知識や引越し準備の重要性を分かりやすく解説した教材の必要性を感じ、今回のガイド制作に至りました。

本教材は、東京都立松が谷高等学校の家庭科教諭、根本佳子先生によって監修されており、授業の流れに沿って段階的に理解を深められる構成となっています。イラストや写真も豊富に用いられており、高校生が将来の自分らしい暮らしを想像しやすくなっています。

2024年10月16日には、東京都立松が谷高等学校にて、本教材を活用した授業が行われました。授業では、間取り図の見方や賃貸借契約の仕組みについて、教材や根本先生作成のプリントを用いて解説されました。参加した生徒からは、「一人暮らしにかかる費用や準備すべきことがイメージできた」「部屋探しの際に妥協点や優先順位を考える必要性を感じた」「住みたい物件を選ぶ際に、家賃や設備、周辺環境も考慮すべき点が分かり、部屋探しの楽しみが膨らんだ」といった声が聞かれました。

根本先生は、「高校の授業は、一人暮らしを控えた生徒たちに知識を伝える最後の機会であり、この教材は部屋探しの流れや注意点をシミュレーションしながら学べる貴重なツールです。また、進路選択に迷う高校生にむけて、一人暮らしを人生の選択肢の一つとしてとらえる時間をつくることには価値があると考えています。」とコメントしています。

CHINTAIは、今後も都道府県ごとに設置されている家庭科教員向け研究会での紹介を通じて、本教材の活用範囲を拡大していく予定です。また、授業だけでなく、進路決定後のお部屋探しや引越しにも活用できる仕組みを実現することで、高校生が安心して自立できる環境づくりを目指しています。