インティメート・マージャーが新たなデータ活用をスタート
株式会社インティメート・マージャー(以下、当社)は、エキサイト株式会社が提供するウェビナー支援SaaSツール「FanGrowth」に、自社の持つ約10億のオーディエンスデータ「IM-DMP」を技術提供することを発表しました。この提供は2025年7月22日から開始されます。
BtoBマーケティングの変遷
近年、BtoBマーケティングにおけるリード獲得手法は多様化が進んでいます。特にコロナ禍以降、ウェビナーは企業がマーケティングファネル全体で活用する重要な手段として定着しました。これは、オンラインで情報を効率良く伝えられるという特長から、多くの企業に採用されています。
しかし、実際には「ウェビナーを行えばリードが獲得できる」という時代は終わりを迎えつつあります。ウェビナーの開催が増える中で、参加者は情報過多に陥りやすく、結果として成果に結びつかない商談や効率の悪いフォローが問題視されています。
課題解決に向けた新たな手法
このようなBtoBマーケティングの課題を解決すべく、インティメート・マージャーはエキサイトとの連携を進めています。提供される「IM-DMP」データにより、ウェビナー参加者の興味・関心が可視化され、商談に繋がる可能性が高い参加者を迅速に特定できるようになります。これにより、企業はよりパーソナライズされたウェビナーを実現し、全体的な施策の質を向上させることが可能になります。
両社のビジョンと展望
エキサイトの執行役員である大熊勇樹氏は、「FanGrowth」のビジョンとして「売上に繋がるウェビナーをどんな企業でも実現できる」を掲げています。今回のインティメート・マージャーとの技術提供により、ウェビナー業務の自動化が進み、企業はより質の高い企画を行うことができると期待されています。
一方、インティメート・マージャーの代表取締役社長、簗島亮次氏は、この協業を通じて新たなマーケティングソリューションの提供が可能となることを喜び、参加者一人ひとりのニーズに則したアプローチの重要性を強調しています。
この連携は、ただの効率化ではなく、顧客が本当に求めている情報を的確なタイミングで提供することを目指しています。さらなるパーソナライズを進めることで、今後のマーケティング活動の新たな潮流を創出していくことでしょう。
企業情報
エキサイト株式会社
エキサイトは、デジタルネイティブなアプローチで心躍る未来を創造する企業として、メディアとスキルマッチングプラットフォーム、ブロードバンド事業、SaaS・DX事業など多岐にわたり展開しています。
株式会社インティメート・マージャー
国内のDMP市場でシェアNo.1を誇るインティメート・マージャーは、データを用いた効率化を目指し、顧客に新たな価値を提供し続けます。