2024年9月4日、中国・深圳市で、株式会社レッドクリフと高巨創新(HIGH GREAT)が共同で、ドローンショーのギネス世界記録に挑み、新たな記録を樹立しました。この挑戦では、複数の国のドローンパフォーマンス企業が集まり、技術と創造力を結集させることで、壮大な光のショーを実現しました。
このドローンショーは、特に「ディスプレイの大きさ」において記録を更新することが目的でした。記録によると、1日目には7,998機のドローンが夜空で見事なフォーメーションを形成しました。彼らは155メートルの幅に85メートルの高さを持つ巨大なディスプレイを描き出し、多くの観客を魅了しました。これは、サウジアラビア、オーストラリア、日本、中国から集まった企業の技術を結集した結果でした。
レッドクリフは、日本の文化やコンテンツを誇る一環として、バーチャルシンガー「初音ミク」の楽曲『Intergalactic Bound』を基にした映像を使用しました。初音ミクの人気を活かし、より注目を集めることに成功しました。
2日目には、さらに規模を拡大し、合計8,100機のドローンによる演出が行われ、壮大なテーマ「LOVE MAKES THE WORLD GO ROUND」が示されました。このショーでは、様々な形状や文字、シンボルが描かれる様子が、技術の進化を証明するかのように広がりました。この成功には、徹底した技術力と安全管理があったからこそ可能となったのです。
株式会社レッドクリフの代表取締役、佐々木孔明氏は『この度、無事にギネス世界記録を更新することができました。関わった全ての方々に感謝申し上げます。ドローンショーはまだ発展途上の技術であり、私たちは今後も新たな技術革新や挑戦を続けていくつもりです』とコメントしました。
今後もレッドクリフは、国内外での大規模なドローンショーを展開し、文化とテクノロジーの融合作品として、さらなる視覚的なパフォーマンスを届ける予定です。今回の記録更新を契機に、ドローン技術のさらなる発展に期待が寄せられています。
この成功は、日本にとっても誇らしい出来事であり、多くの人たちに新たなエンターテイメント体験を提供する可能性を秘めています。レッドクリフは、ドローンショーの新たな未来に貢献し続けていくことでしょう。