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匿名Q&Aプラットフォームmondが大台突破

株式会社ハウテレビジョンが運営する匿名Q&Aプラットフォーム『mond』が、2025年10月に月間アクティブユーザー数1,000万人を超えたことが発表されました。この数字は、2025年1月には500万人だったことを考えると、わずか9か月での急成長を示しています。

クリエイターとファンを繋ぐ新しい空間

『mond』は、匿名で質問やメッセージを交わすことを特徴とするプラットフォームです。2021年にリリースされて以来、漫画家や著者、VTuber、インフルエンサーなど、多彩なクリエイターがこのプラットフォームに参加してきました。それぞれのクリエイターがファンと共に「問い」を中心としたコミュニティを形成し、双方向のコミュニケーションが進化しています。

2025年9月には、累計質問数が500万件を突破。当初のクリエイティブな発信だけでなく、ユーザー同士が意見を交換する二次対話も盛んになっており、この仕組みは特にZ世代に支持されています。
特に注目されているのは、クリエイターとファンの関係性の変化です。従来では一方的な情報発信が主流でしたが、今ではファンが作品の裏側やクリエイターの人生観を尋ねることができ、その対話の中から新たなクリエイティブなインスピレーションが生まれる環境が整いつつあります。

グローバル展開と『問い文化』の広がり

2025年2月には、米国法人『mond, Inc.』が設立され、グローバル展開が本格的に始動しました。すでに世界中のクリエイターが利用を開始しており、国境を越えた交流が進んでいます。この背景には、異なる言語や文化が織り成す多様性への理解と、共感促進が含まれています。

さらに、生成AIを利用した自動翻訳機能の開発も進行中で、これにより異なる文化や言語の壁を乗り越えた対話が実現する予定です。日本発の『問い文化』は、世界のクリエイターエコノミーにおける新たな共通言語として育てられることを目指しています。

未来への展望

『mond』の急成長とともに、今後もさらなる新機能やサービスの充実が期待されています。ファンとクリエイターが共に成長できる環境を提供することで、オンラインコミュニティの新たな形が模索されています。未来のコミュニケーションツールとして、また知識を深める場として、今後の『mond』の成長に注目が集まっています。

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