株式会社S2W設立:日本市場でのセキュリティ事業を強化へ
S2W(エス・ツー・ダブリュー)は、韓国に本社を持つダークウェブビッグデータ分析AI企業であり、2023年に日本法人「株式会社S2W」を設立しました。この1歩は、同社が日本市場において本格的に事業展開を行うための大きな第一歩と言えるでしょう。
昨今、日本を取り巻くサイバーセキュリティの情勢は厳しく、サイバー攻撃の手法は高度化しています。従来の防御策だけでは不十分で、事前に脅威を的確に予測し、リスクを低減させる「プロアクティブなインテリジェンス」が求められています。これに対応するため、S2Wは日本市場へ向けた営業・サポート体制を強化していく方針です。
S2Wは、ダークウェブやSNS、Telegramなど、さまざまなチャネルから脅威情報を収集・分析する能力があります。その技術は、サイバー脅威インテリジェンスやランサムウェア対策、データ分析基盤の構築などに活用され、多くの企業や公共機関に価値を提供しています。特に近年、公共部門向けに高められた情報提供が注目されており、サイバー脅威への対応支援が強化されています。
日本法人の代表には三好平太氏が就任しました。三好氏はIT業界における豊富な経験を持ち、特に日韓のビジネス環境に精通しています。現在のニーズに応えるため、S2Wはダークウェブ分析技術やAIを活用し、企業が抱えるサイバーセキュリティ、AI利用、データ基盤に関する課題に対し、的確なサポートを提供することを約束しています。
「S2Wは、日本市場の特性に応じたサービスを提供する準備が整いました。企業や公的機関が抱える課題を支えることで、サイバーレジリエンスを向上させるお手伝いをしたい」と三好氏は述べています。ダークウェブから得る情報をもとに、見えづらいリスクを可視化し、具体的な対策に結びつけることが、その最大の目標となります。
本社のCEO、徐尚徳(ソ・サンドク)氏も、日本市場への進出に対して非常に喜ばしいと語ります。「サイバー脅威は国境を越えて広がっており、被害を未然に防ぐための体制が企業には求められています。S2Wは、実務に役立つインテリジェンス基盤を日本市場でも提供し、企業や公的機関の努力を支援し続けます」と彼は強調しました。
S2Wは、設立以来、ダークウェブ分析、脅威インテリジェンスにおいて国際的な認知を得ており、2023年には世界経済フォーラムが選出した「最も有望なテクノロジーパイオニア100社」にも選ばれました。また、国際刑事警察機構(ICPO)との連携を通して、安全保障の強化にも貢献しています。
日本市場に根ざした事業基盤を築くことを目指し、S2Wは今後も日本企業とのパートナーシップを深め、公共部門、企業、組織のサイバーレジリエンスの向上に寄与してまいります。サービスの提供体制を着実に整え、あらゆる脅威に対抗するための支援を一層強化する姿勢を示しています。地域に密着した安全保障の実現を目指し、S2Wは今後も挑戦を続けていく予定です。