和楽器の魅力を伝える「いやさかプロジェクト」が浅草で公演とCD先行販売

日本の伝統音楽を楽しむ絶好の機会が、2024年9月28日に浅草公会堂で開催される「いやさかプロジェクト「彼方より」」です。このコンサートは、気鋭の和楽器奏者たちによって展開されるシリーズで、日本の芸能の継承と発展を目指したものです。昨年の「和楽奏伝」公演を基にしたアップデート版であり、オリジナル曲を中心に、雅楽器や箏、津軽三味線、篠笛、太鼓など多彩な和楽器が調和し、新しい音楽経験として提供されます。

このイベントの注目点は、プロジェクトの初アルバム「めばえいずる」の先行販売が行われることです。コンサートでの販売は、参加者にとって特別な体験となることでしょう。このアルバムには、さまざまな作品が収録されており、日本の音楽文化を愛する全ての人々に聴いていただきたい内容です。

「いやさかプロジェクト」を主催する宮本卯之助商店は、1861年から続く伝統的な和楽器の製造・販売を行っており、単なる製造業にとどまらず、邦楽教室やイベントの企画制作にも力を入れています。特に、太鼓を通じた地域コミュニティの活性化を目指し、横浜や福岡に教室を開設しました。さらに、アメリカでは和楽器のオンラインレッスンを取り入れ、日本文化の海外普及にも取り組んでいるのです。

今日、和楽器の魅力は多くの人々に伝わりつつあり、「いやさかプロジェクト」はその先頭を行っています。年々高い評価を受けており、特に昨年の公演は国内外から絶賛されました。その結果、伝統と革新が融合した舞台を楽しむために、多くの方々が期待を寄せています。

公演への参加は、浅草の美しい秋の風景と合わせた楽しい経験となること間違いなしです。チケットは現在カンフェティやイープラス、宮本卯之助商店の店頭で購入可能で、値段はS席が7000円、A席が3000円です。なお、未就学児の入場はできないため、ご注意ください。

ぜひこの機会に、和楽器の新しい魅力を体感し、日本の伝統音楽への理解を深めてみてはいかがでしょうか。彼方より、いざ、音の未来へと旅立つ一日を楽しみに、皆様のご参加をお待ちしています。