働く場の飲食体験を音でアップデート
2025年5月、音環境の重要性に焦点を当てた実証実験が、株式会社otonoha、アサヒビール株式会社、TOA株式会社の三社で行われました。実験の目的は、ノンアルコールビールテイスト飲料『アサヒゼロ』の飲用体験と音環境との関係性を探ること。実験はTOA株式会社の本社とナレッジスクエアで行われ、快適な音環境が飲食体験の価値を向上させることが確認されました。
実験の背景
『アサヒゼロ』はアルコール分0.00%の飲料で、働く人たちの健康的な生活を支援する「働くあなたにアサヒゼロプロジェクト」の一環として提供されています。TOAの本社と開発拠点で開催された社内懇親会の場において、音環境の影響を追究するための実験が実施されました。
音楽がもたらす影響
調査によると、参加者の66%は「BGMがあることでアサヒゼロやおつまみが美味しく感じられた」と答え、81%は「話しかけやすくなった」と感じています。また、71%が「会話が盛り上がった」と回答しました。これらの結果は、飲食のシーンにおける音環境が体験価値を高める重要な要因であることを示しています。
参加者の声
実験参加者のコメントは、音環境の効果を改めて認識させるものでした。
- - 「音環境があることで、オフィスでの飲みも抵抗が少なくなりました。」
- - 「音楽を聴きながらリラックスできる空間でした。」
- - 「やはり音楽があると楽しさが増します。」
- - 「音楽があれば、自分の声の大きさを気にせずに会話ができました。」
- - 「業務中にリフレッシュするのが難しい中、こういった場はありがたいです。」
これらの声は、音楽が心地よい飲食体験を実現するための大切な要素であることを証明しています。
音環境コンサルティングサービスの展望
otonohaは、今後も「働くを面白くする」というミッションを実現するために、音環境を介した価値のある空間作りに努めていくとしています。音環境コンサルティングサービス『sound veil』は、ワークシーンでの音の体験効果をデータに基づいて分析し、全方位型サウンドデバイスを活用した支援を行います。2023年7月1日のローンチ以来、多くの企業に導入され、好評を博しています。
企業概要
株式会社otonohaは、音響機器メーカーのTOA株式会社を母体として新規事業を展開するスタートアップです。音環境に関連した実証実験を通じて、ワークプレイスのアップデートを目指しています。おしゃれで機能的なワーク空間作りのためのコンサルティングを行い、今後も新しい音の体験を提供し続けることに注力しています。
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