ABCラジオ特別番組がギャラクシー賞優秀賞を受賞！震災の教訓を未来へ

ABCラジオ特別番組「ＡＢＣラジオぼうさい部スペシャルあの日に学ぶ未来への備え」がギャラクシー賞受賞

2024年度の第62回ギャラクシー賞ラジオ部門にて、朝日放送ラジオの特別プログラム『ＡＢＣラジオぼうさい部スペシャルあの日に学ぶ未来への備え』が優秀賞を受賞しました。この賞は、優れたラジオ番組や個人を顕彰するものであり、ABCラジオにとっては大きな栄誉です。

この番組は、1995年に発生した阪神淡路大震災から30年という節目において、過去の経験をもとに防災や復興の重要性を再確認する内容となっています。放送では、震災に関連する多くの内容を取り上げており、被災者の声や当時の状況、震災後に講じられた防災策、ボランティアの取り組みなど、幅広い視点から防災について考察しています。

特に、高野あさおと北村真平の2人のパーソナリティが、当時の生々しい記憶を語り合う姿が印象的で、リスナーとの対話を通じて、震災経験の重要性や備えの必要性を説きました。特に、神戸市東灘区から放送中に高野が当時の体験を振り返るシーンは多くの人々の心に響きました。

番組には、島田大、松川杏寧、木戸崇之など、さまざまなゲストが登場し、彼ら自身の震災体験や、防災に対する想いを共有しました。リスナーからも、当時の心情や体験談が多数寄せられ、震災の記憶を風化させないための大切な機会となりました。

受賞に対するコメント

受賞後、高野あさおは、「このような素晴らしい賞をいただき、恐縮しています。番組ではリスナーのメールや当時の音源に触れる中で、私たちが未来に何を残せるのかを考えました。この賞は震災を忘れず、より良い未来を目指す皆さんから頂いたものだと思います」と語りました。

北村真平も、「当日は多くの方から様々なメッセージをいただきました。忘れてはいけないという声や、思い出したくないという声など、人それぞれの悲しみの形を理解し、寄り添う放送を考えていきたいと思っています。この番組が防災意識を高める一助となれば幸いです」と述べました。