大学ブランド力調査
2025-07-30 10:40:10

NPSを用いた私立大学ブランド力調査の新たな視点

NPS®測定による大学ブランド力調査の意義



私立大学のブランド力を測る指標として注目されるNPS(ネット・プロモーター・スコア)を用いた調査が、株式会社WOW WORLDの協力により実施されました。この調査は、関東地域の主要な私立大学7校の卒業生から得られたデータを基にしており、その目的は大学のブランド認知度や競合状況を明らかにし、大学経営に役立てることです。

調査の背景と目的



近年、日本の私立大学は少子化の影響を受け、入学志願者の減少が深刻な問題となっています。この流れを食い止めるためには、大学としてのブランド力をしっかりと維持・強化する必要があります。そこで、NPSを用いて卒業生の視点で各大学の魅力や課題を可視化し、関係者にとっての意思決定をサポートする目的で調査が行われました。調査対象には、早稲田大学や慶應義塾大学などの名門校が含まれており、参加者は700名に及びます。

調査方法と結果



本調査はインターネットを通じたアンケート形式で行われ、調査期間は2025年5月14日から5月25日までの12日間です。対象者は2018年から2025年に卒業した大学生769名(男性303名、女性397名)で、各大学から100名ずつ選ばれました。基本設問では、「あなたの大学を知り合いの受験生にどの程度薦めたいと思いますか?」という質問が掲げられ、その後の質問ではさまざまな評価項目について5段階で回答を求めました。

調査の結果、全体の中では早稲田大学が最も高いNPSスコアを記録しました。多くの卒業生がこの大学を推奨しており、特に学習環境や教育の質に高い評価が寄せられました。対照的に、他の大学では中立者や批判者の割合が多く、改善策が求められています。特にメンタルヘルスや学生生活に関する相談体制が全体的に低評価であることも分析結果に反映されました。

大学のブランド力強化への取り組み



本調査の結果をもとに、WOW WORLDは「大学CX Score」という新たなサービスを提供開始しました。このサービスは、NPSを指標に大学のブランド評価を行い、学生や教職員からのエンゲージメントについても調査が行われます。これにより、各大学は自身のブランドの強みや改善点を明確化し、戦略的にブランド力を強化することができるようになります。

さらに、フィードバックをもとにPDCAサイクルを回し、徐々に効果を可視化していくことで、大学運営の成長につなげていくことを目指しています。

まとめ



私立大学におけるブランド力調査は今後も重要なテーマになるでしょう。本調査から得た知見は、今後の大学運営やブランド戦略に大きく寄与することが期待されます。興味のある方は、調査レポートの完全版をダウンロードし、自身の大学にとっての示唆を得ることをお勧めします。

早慶・MARCH私立大学ブランド力NPS調査詳細

また、大学のブランド力向上に関心のある方は、ぜひ「大学CX Score」の導入について検討してみてください。きっと自校のブランドを強化する手助けになるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社WOW WORLD
住所
東京都品川区西五反田7-20-9KDX西五反田ビル4階
電話番号
03-6387-8080

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