ものづくりワールド九州でのロボット展示
来る2024年12月、福岡のマリンメッセで開催される「ものづくりワールド九州」において、ソフトバンクロボティクスが最新のロボットソリューションを出展します。このイベントは、九州地域で初めての取り組みとなるため、多くの業界関係者から注目を集めています。
出展ロボットのラインナップ
今回の展示では、特に注目すべき5つのロボット機器を紹介します。これらの製品は、産業界のニーズに応えるために開発され、効率化や人手不足の解消を目的としています。
PUDU T300
PUDU T300は最大300kgまでの荷物を搬送できるロボットで、360度の障害物回避機能を持っているため、狭い通路でもスムーズに移動が可能です。システムがエレベーターやWMS(倉庫管理システム)と連携することで、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を後押しし、企業の効率化をサポートします。現在、トライアル導入の申し込みも受け付けており、早期に申し込むことで実際の運用を体験できます。
PuduBot 2
シンプルかつ大容量設計のPuduBot 2は、高い業務効率を誇ります。適応性と信頼性を兼ね備えており、さまざまな環境での使用に耐えられる機能を持っています。業務のスピードを向上させつつ、運用の煩雑さを軽減します。
BellaBot 工業用モデル
BellaBotは、60kgの積載能力を持ち、段ボールやコンテナをそのまま運ぶことができます。このモデルは、工場や倉庫の人手不足を解消するために設計されており、自律的に目的地まで物を運搬することが可能です。
AutoStore
この高密度自動倉庫システムは、物流業界において高い保管効率を実現します。従来の設備に対して最大4倍の保管能力を備え、柔軟な設計が魅力です。これにより、スペースを最大限に活かしながら効率的な在庫管理を可能にします。
Balyo(自動フォークリフト)
Balyoは、国際的な安全基準に準拠した無人搬送車で、高い安全性とパフォーマンスで知られています。特に自動車や半導体業界での導入実績が多く、その信頼性は経験に裏打ちされています。
参加方法と詳細
「ものづくりワールド九州」は2024年12月11日から13日の3日間、午前10時から午後5時まで開催されます。会場は、マリンメッセ福岡のA館(ソフトバンクロボティクスブース:1-32)です。入場は無料ですが、事前登録が必要ですので、参加希望者は早めに申し込みを行うことをお勧めします。
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ソフトバンクロボティクスの取り組み
ソフトバンクロボティクスは、2014年に人型ロボット「Pepper」を発表し、その後も様々なロボット技術の開発に努めています。現在、世界10カ国に拠点を持ち、ロボットによる社会の効率化を目指す一環として、ロボットインテグレーター(RI)としての役割を果たしています。企業の生産性向上や人手不足の解消を目的としたソリューションを提供し、今後も革新的な技術の導入を進めていく予定です。これからの社会におけるロボットの存在意義はますます重要性を増すことでしょう。