小山に新たな拠点
2024-04-24 09:41:49
医療的ケア児とその家族が求める欲張りな拠点が小山市に誕生
医療的ケア児とその家族の新たな拠点、Buranoがオープン
栃木県小山市に、医療的ケアを必要とする子どもやその家族のための新しい拠点『Burano』が誕生しました。この施設では、地域の人々との交流や同年代の子どもたちと遊ぶ機会が提供されることで、医療的ケア児の環境が大きく変わることが期待されています。
1. 医療的ケア児の現状
日本は小児医療が発展し、赤ちゃんが亡くならない国として評価されていますが、それに伴い医療的ケアが必要な子どもたちも増加しています。現在、日本全国で約2万人が医療的ケア児として、その特別なニーズに応えた支援が必要とされています。そのため、病院での生活が長引くことや、地域との接点が少なくなる現実が問題視されています。
2. Buranoの誕生の背景
Buranoは、医療的ケア児の支援に特化したデイサービスを提供することから始まりました。家族が抱える孤立感や不安を軽減するために様々な取り組みを行い、地域との繋がりを築くことを目指しています。新たにオープンした拠点は、ただの支援の場ではなく、地域との関係を築くための場所として機能します。
3. 新拠点の特徴
新しい施設のテーマは「エンガワの延長による繋がりの再構築」です。このコンセプトは、屋外と屋内の境界を柔らかくする『ウッドデッキ』の設計を取り入れ、子どもたちを自然の中に連れ出します。また、敷地内には広場や森があり、地域住民との交流の場として活用されます。これにより、医療的ケア児の「やりたい」を実現するサポートを提供しています。
4. 環境と取り組み
Buranoは、地域の在来の植物や木々を配慮しながら設計されています。もともと屋敷林として使用されていた森をベースに、60種類以上の木々が生息しています。この自然環境が、ここを訪れる子どもたちにとっての癒しとなり、心の成長に寄与することを意識した設計となっています。
5. 今後の展望
Buranoは、今後も医療的ケア児とその家族が欲張りに人生を楽しむための挑戦を続けていきます。2024年にはインクルーシブなキッズフェスの開催も予定されています。地域社会と共に歩み、子どもたちの成長を支えるための様々なプロジェクトが進行中です。
6. Buranoへの支援方法
このような素晴らしい活動が持続可能であるためには、地域の人々や企業からのご支援が欠かせません。Buranoでは寄付を受け付けており、オリジナルグッズも販売されています。詳細は公式サイトをご覧ください。
まとめ
医療的ケア児とその家族が直面する社会的な壁を取り払い、共に成長していける場所として、Buranoは今後も注目されるでしょう。この新しい拠点が地域と共に育んでいく未来に、ぜひとも注目してください。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人Burano
- 住所
- 小堤1881-13
- 電話番号
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0280-23-4490